平野綾、アニメ映画『ベルサイユのばら』でマリー・アントワネットに!「今回の演出はかなりの挑戦だと思います」

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『ベルサイユのばら』
(C)劇場アニメベルサイユのばら製作委員会
『ベルサイユのばら』
『ベルサイユのばら』

沢城みゆきはオスカル役に! 2025年新春劇場公開決定

劇場アニメ『ベルサイユのばら』が、2025年新春に劇場公開されることが決定した。あわせて、オスカル役を沢城みゆき、マリー・アントワネット役を平野綾、アンドレ役を豊永利行、フェルゼン役を加藤和樹が務めることが発表され、アニメ映像初公開となる特報第2弾とキービジュアルが公開された。

・【動画】沢城みゆき、オスカルに!平野綾がマリー・アントワネット/映画『ベルサイユのばら』特報

革命期のフランスで懸命に生きる人々の、愛と人生を鮮やかに描いた池田理代子の漫画「ベルサイユのばら」。1972年より「週刊マーガレット」にて連載され、現在累計発行部数は2000万部を突破。不自由な時代の中で、身分や性別を乗り越え自身の手で人生を選びとり、フランス革命へと飛び込んでいく美しいオスカルの生き様は、少女たちの共感、そして憧れを一身に集めた。連載中から読者の熱狂的な支持を集めた本作は、宝塚歌劇団による舞台化やTVアニメ化もされ、日本中で社会現象となった。そして2025年、ついに完全新作での劇場アニメが公開される。

将軍家の跡取りで、“息子”として育てられた男装の麗人オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ。隣国オーストリアから嫁いできた気高く優美な王妃マリー・アントワネット。オスカルの従者で幼なじみの平民アンドレ・グランディエ。容姿端麗で知性的なスウェーデンの伯爵ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン。彼らは栄華を誇る18世紀後半のフランス・ベルサイユで出会い、時代に翻弄されながらも、それぞれの運命を美しく生きる。

今回紹介するキービジュアルは、まさに『ベルサイユのばら』の世界を体現したような美しい1枚だ。華麗に描かれているのは、オスカル、マリー・アントワネット、アンドレ、フェルゼンの4人。「気高く、ひたすらに、愛した——」というキャッチコピーとともに、彼らの美しい生き様が表現されている。また、特報第2弾では、劇場アニメの本編の一部が初公開されている。

さらに、本作のキャストとスタッフが発表された。将軍家の跡取りで、“息子”として育てられた男装の麗人オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェに、『ルパン三世』峰不二子役(3代目)、『「鬼滅の刃」遊郭編』堕姫(上弦の陸)役の沢城みゆき。オーストリア出身のフランス王妃マリー・アントワネットに、ミュージカル『レ・ミゼラブル』エポニーヌ役、ディズニー映画『ミラベルと魔法だらけの家』(21年)イサベラ役の平野綾。

『ベルサイユのばら』

オスカルの幼なじみの平民アンドレ・グランディエに、『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』ポップ役、『ユーリ!!! on ICE』勝生勇利役の豊永利行。容姿端麗なスウェーデンの伯爵ハンス・アクセル・フォン・フェルゼンに、『仮面ライダー THE NEXT』風見志郎役、『ディズニー ツイステッドワンダーランド』マレウス・ドラコニア役の加藤和樹。

監督を務めるのは、『アオハライド』『チア男子!!』の吉村愛。脚本は『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズ『君に届け』の金春智子。キャラクターデザインは、『初恋モンスター』『ぬらりひょんの孫』の岡真里子。音楽プロデューサーは『進撃の巨人』の澤野弘之。澤野とともにNHKドラマ『大奥』のKOHTA YAMAMOTOが音楽、『呪術廻戦』『この世界の片隅に』(16年)のアニメスタジオ・MAPPAがアニメ制作を担当する。

『ベルサイユのばら』は2025年新春公開。

■沢城みゆき(オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ役)

劇場アニメ『ベルサイユのばら』でオスカルの声を担当させていただくことになりました、沢城みゆきです。池田理代子先生の描かれたオスカルをバイブルに、そこから田島令子さんの声の入ったオスカル、実写映画や舞台でもそれぞれに昇華されたオスカルが誕生してきました。その歴史の中へ、もう1人、吉村監督の元で新たなオスカルが生まれようとしています(作画の方々のとんでもない仕事量!!)。今はただ、その完成の日を緊張しながら静かに待っているところです。

■平野綾(マリー・アントワネット役)

夢のようです。まさか歴史に残るこの名作で、憧れのマリー・アントワネットを演じさせていただけるなんて。漫画・アニメ・舞台を見続けてきた、いちファンである私にこんな日が来るなんて思ってもみませんでした。今回の演出は、かなりの挑戦だと思います。

製作陣も皆様それぞれに思い入れがあって、リスペクトを持って作品作りしているのがとても伝わってきました。誰もが持っているベルばらのイメージに革命を起こす、新たな時代の幕開けとなるような作品になることを期待しております。

■豊永利行(アンドレ・グランディエ役)

まさか、僕が歴史ある伝説の作品である『ベルサイユのばら』に…。しかもアンドレを演じさせていただく日が来るとは思っていませんでした。そして歌も歌わせていただいております。原作のあんなシーンやこんなシーンも演じさせていただいております…。現代の映像で、耽美で聡明で儚いベルばらが描かれます。いつの世も愛される作品に関わることが出来て本当に幸せです。どうぞ、ご期待ください!!

■加藤和樹(ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン役)

誕生から50年…その間、全く色褪せることなく愛され続けている『ベルサイユのばら』にフェルゼン役として参加させていただけるなんて身に余る光栄です。ミュージカル作品でフランス革命に身を投じた経験のある身としては、このお話が決まった時は感慨深いものがありました。原作の名シーンはもちろん、新たに歌唱演出も加わり、現代の映像技術で令和の時代に新たな革命を起こす作品になっていると思います。ご期待ください!

■吉村愛(監督)

劇場アニメ『ベルサイユのばら』に参加させていただいて、華麗で重厚な世界観、オスカルやアントワネット、魅力的な人物たち…。毎日素敵なばらにどっぷり浸かりながらお仕事ができ、ファンの1人としてとても幸せです。ありがとうございます。この素晴らしい作品を上手く映像化できるように、スタッフ一同頑張って制作させていただいてます。

■金春智子(脚本)

かつて原作を連載で読んでいた私には、オスカルさまは永遠の憧れで、『ベルサイユのばら』は何度読んでも胸が熱くなるバイブルです。なので、脚本のオファーをいただいた時には、大げさではなく本当に夢のように幸せでした! 今はただただ映画の完成、そして公開が待ち遠しいです。

■岡真里子(キャラクターデザイン)

正直あの『ベルサイユのばら』という伝説的な作品に携わる日が来るなんて今でも信じられないという気持ちでいっぱいです。毎日緊張と喜びの中で仕事をしています。とにかく全てのものが描いていて楽しいです。作品が持つ美しさと力強さをお届けできるようこだわりの強い監督とスタッフとともに引き続き全力を尽くします。

■澤野弘之(音楽プロデューサー・音楽)

今回、劇場アニメ『ベルサイユのばら』の音楽プロデュースで参加いたします。楽曲制作に取り掛かったのはかれこれ4年前になるのですが、これまで制作してきたアニメ作品の劇中歌などとは違う形でボーカル楽曲を多数制作するのは初の機会となりました。また劇伴にはKOHTA YAMAMOTOくんに参加して貰えた事で、作品のストーリーをよりエモーショナルにサウンドで広げて貰えたと感じています。ぜひ劇場で楽しんで頂ければ幸いです。

■KOHTA YAMAMOTO(音楽)

本作品の音楽を澤野弘之さんと一緒に担当させていただきます。この偉大な作品に携わることができて興奮しています! 今回私は澤野さんの楽曲をリアレンジする形での制作が多かったのですが、そのどれもが素敵な楽曲ばかりで非常に楽しい制作でした。楽曲たちは形を変えて様々なシーンに散りばめられています。ぜひ音楽にも注目してこの新たな『ベルサイユのばら』を楽しんでください!

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