(C) 2019 Disney
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この夏、世界中で大ヒットした映画『ライオン・キング』のMovieNEXが、いよいよ本日12月4日に発売となる。これを記念し、MovieNEXに収録されるボーナスコンテンツの中から、『ライオン・キング』のテーマとなっている名曲「サークル・オブ・ライフ」の制作秘話と、“超実写版”のオープニングシーンのメイキングが見られる貴重な2つの映像が解禁となった。

[動画]解禁となった映画『ライオン・キング』名曲「サークル・オブ・ライフ」制作秘話

本作を彩る数々の印象的な音楽は、エルトン・ジョンやファレル・ウィリアムス、そしてアカデミー賞常連の映画音楽作曲家ハンス・ジマーなど、豪華な制作陣によって手掛けられている。その中でも、オープニングを飾る「サークル・オブ・ライフ」は、1度聞いたら忘れることができない名曲だ。

「サークル・オブ・ライフ」の制作秘話を語る映像では、そんな本楽曲についてジマーが「アニメーション版の時、物語の幕開けを“アフリカの声”で告げたいと考えた」とコンセプトを口にし、「当初は短い曲のあとセリフが入る予定だった。それを削って曲だけでアフリカの雰囲気を表現した」と裏話を披露。さらに、この曲をアニメ版の2人の監督(ロブ・ミンコフ&ロジャー・アレーズ)の前で初めて披露した時のことを振り返り、「ひそひそ声が聞こえてきた。てっきりクビになると思って、『指示どおりに作り直すよ』と慌てて言ったんだ。すると2人は『冒頭はこれでいこう』と」と、笑顔で振り返っている。

また、曲を締めくくるドラムについても言及。「今だから言えるが、あれは苦肉の策だった。アレンジが決まってなかったんだ。だから曲を終わらせるため、唐突にドラムをたたいた」と、まさか曲を象徴するものになるとは思わなかったと明かしている。

一方、「サークル・オブ・ライフ」メイキング映像は、もふもふで可愛い子ライオンのシンバがヒヒのラフィキに掲げられるあの名シーンが、CG加工を経て本編映像まで作り上げられる過程を楽しむことができる。最先端の技術が結集されている本作だが、別のインタビューで、視覚効果スーパーバイザーのロバート・レガートは、生命を吹き込むことが難しかったキャラクターについて「意外かもしれませんが、一番難しかったのは人間に一番近いラフィキです。本物と少しでも違ったら、嘘っぽさが見えてしまうんです」と話している。また、映像の中には、オーケストラやコーラスを収録する場面も収められており、最後はジョン・ファヴロー監督が少し緊張しながらドラムを叩く姿で結ばれている。

『ライオン・キング』は先行デジタル配信中。本日12月4日にMovieNEX(4200円+税)と4K UHD MovieNEX(6000円+税)が発売となる。

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