岩井俊二監督作『ラストレター』で降谷建志とMEGUMIの息子が俳優デビュー

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(C) 2020「ラストレター」製作委員会
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松たか子主演・岩井俊二監督作品『ラストレター』に、降谷建志(Dragon Ash)とMEGUMIの息子・降谷凪が出演することが発表された。降谷凪は松演じる主人公、岸辺野裕里の息子・瑛斗を演じる。

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『Love Letter』『四月物語』『花とアリス』など、数々の名作を世に送り出してきた岩井俊二監督の最新作は、初めて出身地である宮城を舞台にした、手紙の行き違いをきっかけに始まった2つの世代の男女の恋愛と、それぞれの心の再生と成長を描くオリジナルストーリー。主人公の岸辺野裕里を演じるのは、松たか子。自身初主演映画の『四月物語』(98年)以来、約21年ぶりの岩井監督作品への出演となる。裕里の姉・未咲の高校生時代と、未咲の娘(裕里の姪)である遠野鮎美という“母娘”を1人2役で演じるのは広瀬すず。これまで是枝裕和、李相日といった名匠たちと渡り合ってきた広瀬が、岩井組に初参加を果たす。

同級生であった未咲に恋をし、再会を願って同窓会に参加。ひょんなことから裕里と文通を始めることになる乙坂鏡史郎役には福山雅治。岩井監督が「この役は福山雅治しかいない」と出演を熱望したことから、岩井組初参加が実現。鏡史郎の高校生時代は神木隆之介がつとめ、こちらの2人も岩井組に初参加となる。

さらに、現在大ヒット上映中の『天気の子』でヒロインをつとめた森七菜が、松演じる裕里の娘・颯香と高校生時代の裕里の2役を演じ、新人ならではの瑞々しさで作品を彩る。また、アニメや実写映画の監督を手がけてきた庵野秀明、歌手として活躍する水越けいこ、小室等といった岩井組ならではのキャスティングが実現。95年公開の『Love Letter』で、繊細な演技で人々を魅了した中山美穂と豊川悦司も揃って出演する。

そしてこの度、新たなキャストとして発表されたのは、Dragon Ashの降谷建志と女優のMEGUMIの長男である降谷凪。裕里と宗次郎(庵野)の息子・岸辺野瑛斗役に抜てきされた降谷は、本作が俳優デビュー作となる。なかなか岩井監督のイメージに合う「瑛斗」が見つからず、撮影前に何度かオーディションを行い、約200名の中から選ばれた。とても俳優デビュー作とは思えない、フレッシュでありながらも物怖じしない堂々とした演技を披露する。

名作『Love Letter』の世界観を引き継ぎ、岩井俊二が豪華なキャストと共に新たに紡ぎだす、淡く切ないラブレター。『ラストレター』は、2020年1月17日より全国公開となる。

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