小児性愛者を捕まえるため、児童売買の実態を闇に挑んだ連邦捜査官が見た驚愕の事実とは?
子どもたちは売り物ではない——実話をもとに描かれる想像を絶する救出サスペンス
児童人身売買の闇に挑む捜査官の実体験をもとにした衝撃の社会派サスペンス『サウンド・オブ・フリーダム』より、子どもを売買する犯罪組織vs連邦捜査官の手に汗握る壮絶な闘いを描き出す予告編と場面写真を紹介する。
・子どもたちは売り物ではない。実話が基の社会派サスペンス映画『サウンド・オブ・フリーダム』予告編
児童誘拐、人身売買、性的虐待といった国際的性犯罪の数々。本作は、それらの犠牲となった少年少女を救い出すために過酷なミッションに挑んだ実在の人物ティム・バラードの闘いをもとにした衝撃の物語。全世界累計興収は2億5千万ドルを突破し、「23年全米映画興収トップ10」に堂々のランクインを果たした話題作だ。
米国土安全保障省の捜査官ティム(ジム・カヴィーゼル)は、性犯罪組織に誘拐された少年少女を追跡捜査していた。上司から特別に捜査許可をもらった彼は、事件の温床となっている南米コロンビアに単身潜入、ワケアリの前科者、資金提供を申し出た資産家、さらに地元警察と手を組み、大規模なおとり作戦を計画する。やがてティムは一人の人間として尊い命を救うため、自らの命をかけた壮絶な闘いに挑んでいく——。
『モンテ・クリスト伯』(02年)『パッション』(04年)で知られる演技派俳優ジム・カヴィーゼルが、ティム・バラード本人の職務に同行して役作りに励み、肉体的トレーニングも重ねて完璧な格闘アクションを披露。「これまでの俳優人生において“最高の映画”のひとつです」と公言する通り、スクリーンの中にリアルな臨場感を持たせることに成功した。
さらに、『ジョーカー』(19年)『それでも夜は明ける』(13年)『リンカーン』(13年)などで幅広く活躍する名優ビル・キャンプが印象に残るキャラクターを圧倒的存在感で魅せ、『誘惑のアフロディーナ』(95年)でアカデミー賞助演女優賞に輝いた名女優ミラ・ソルヴィノは主人公を支える妻キャサリンを好演する。
監督と共同脚本を務めるのはアレハンドロ・モンテベルデ。児童人身売買の底知れぬ非道さに真正面から斬り込み、心に突き刺さるハイグレードな映画として完成させた。
今回紹介するのは、「子どもは5歳なら、1日5~10回は売れる」という衝撃的なセリフから幕を開ける予告編。米国土安全保障省の捜査官である主人公ティム(カヴィーゼル)が、性犯罪根絶を目指し小児性愛者を捕まえるため、危険な闇の組織に近づいていく様子が描かれる。
犯罪者に連れ去られた少女の叫び、姉の救出を求めるその弟の無垢な瞳、そして犯罪者たちの恐ろしい笑み。子どもたちの《自由を求める音(サウンド・オブ・フリーダム)》を頼りに、ティムは危険なミッションに挑んでいく。たった90秒の間に繰り広げられる手に汗握る衝撃的でスリリングな内容に、「事実から目を逸らすな」とメッセージを残す映画の真髄がうかがえる。
また、場面写真8点では、さらわれた少女の弟と、姉を助け出すことを誓うティムの姿、犯罪に巻き込まれバラバラになってしまった家族の面々、性犯罪組織に近づく作戦途中の一場面が切り取られている。命の危険を冒してまで、子どもたちを救出しようとするティムの覚悟と行動力が伝わる素材となっている。
『サウンド・オブ・フリーダム』は9月27日より全国公開。
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