生駒里奈が、12月16日に丸の内TOEIにて行われた『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』完成披露舞台挨拶にキャストと共に登壇。昔からファンだったという『仮面ライダー』に出演できた喜びを語った。
・『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』完成披露舞台挨拶、その他の写真
2000年から始まった平成仮面ライダーシリーズが20作目『仮面ライダージオウ』にて終わりを告げ、新元号・令和の幕開けと共に新時代へと突入。令和第1作『仮面ライダーゼロワン』は、様々な職業でAIが導入された未来の姿と、そこで生まれる悪との戦いを描いている。令和仮面ライダーシリーズ劇場版第1作目となる『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』では、『仮面ライダージオウ』と『仮面ライダーゼロワン』、交わるはずのない2つの世界が関わり、次なるステージへの扉が開かれる。
舞台挨拶には『仮面ライダーゼロワン』から、高橋文哉、岡田龍太郎、鶴嶋乃愛、井桁弘恵、『仮面ライダージオウ』からは、奥野壮、押田岳、大幡しえりのレギュラーキャストが登壇。劇場版ゲストとして、すべてのライダーの力を奪おうとゼロワンの歴史に介入したタイムジャッカー・フィーニス役の生駒里奈と、飛電インテリジェンス社長の座を奪い、人間の世界を支配するヒューマギア・ウィル役の和田聰宏の総勢9名が顔を揃えた。
仮面ライダーのファンだったという生駒は、出演のオファーが来たときを振り返って「純粋に嬉しくて。私の地元の先輩が『仮面ライダーオーズ』の渡部秀さんということもあり、仮面ライダーが昔から好き。夢が叶ったんだなと思って、鼻血出そうになりました」と喜びを表現。本作に出演が決まった際、地元の友人から連絡をもらい、「中学時代、女なのに友だちとずっと変身ごっこをしていたのを思い出して、嬉しくなりました」と明かした。中性的なフィーニスの役柄に自身と共通点があると話し、全身真っ白の衣装については「こんなに豪華な衣装を作ってもらっていいのかな」とはにかんだ。
本作の見どころについて、高橋は「僕が演じた或人の、TVシリーズからは想像できない、感情を露わにするシーン。なぜ彼がそこまで思い詰めてしまうのか、映画を見る皆さんには或人に寄り添って考えてほしい」とコメント。岡田は「アクションと武器。まだ発売されていない武器とか(笑)、マニアにしかわからない武器が出てくる。大迫力のアクションには僕らも圧倒されました」と答え、奥野は「演者から見てもすごいカメラワーク。プロデューサーとも“変態カメラワーク”と話していたくらい、すごいカメラワークでした」と述べた。
共演者の語る見どころを受けて、生駒は「私がファン目線で見て思ったのは……ちょー面白かったので!すごくたまらなくて。いろんな時代がつながってるんだなって思いましたし、これに自分が出られたのは一生の思い出です」と思いを込めて語っていた。
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