俳優の佐藤健が1月2日、主演映画『ひとよ』が現地時間3日から公開される台湾におもむき、記者会見および公開記念舞台挨拶イベントに参加。駆けつけた報道陣や多数のファンとつかの間の交流を楽しんだ。
本映画は、国内で昨年11月8日に公開された白石和彌監督の最新作。15年前に愛する夫を殺めた稲村家の母・こはる(田中裕子)と、稲村家の三兄妹の長女・園子(松岡茉優)、長男・大樹(鈴木亮平)、次男・雄二(佐藤)の再会劇を描く。
佐藤が降り立った台北松山空港には、平日昼間にもかかわらずファンが約100名、マスコミも15社集結。佐藤がロビーに姿を現すと、大歓声があがった。佐藤は熱烈な歓迎に驚きながら「こんにちは、佐藤健です。台湾の皆さんに会いに来れてとてもうれしいです」と手を振り、ファンの声援に応えた。
37社のマスコミが駆けつけた記者会見では、白石監督と初タッグを組んだ感想を聞かれて「白石組にずっと参加してみたかった。白石組の雰囲気は想像したのと違って、とても和やかでスピーディーだった」とコメント。母役の田中との初共演は「田中さんの演技にゾクっとした」と手放しで称賛した。
夜に3回行われた舞台挨拶はチケットが即完売し、のべ1000名以上の観客を動員。佐藤はファンと集合写真を撮影し、観客から事前募集した質問に次々回答。“忘れられないひとよ”をたずねられて「今晩なのではないか」と答えると、場内のボルテージは最高潮に。佐藤は「次は6年も空けず、もっと早く新しい作品と一緒に、また台湾のみんなに会いに来たいです。そのためにも頑張りますので、その時またぜひ会いに来てください」と締めくくった。
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