俳優の藤原竜也が1月7日、東京・スペースFS汐留で実施された主演映画『カイジ ファイナルゲーム』の特別試写会に福士蒼汰とともに登場。本作の撮影や今年の正月を振り返り、会場の観客との交流を楽しんだ。
・『カイジ ファイナルゲーム』特別試写会、藤原竜也&福士蒼汰その他の写真
本作は、原作者・福本伸行による完全オリジナルストーリーで展開される映画『カイジ』シリーズ最終作。東京オリンピック後の不況の最中、自堕落な日々を送っていたカイジ(藤原)が、大金持ちの老人の主催イベントで一攫千金のチャンスをつかむべく奮闘する様を活写する。
藤原は、今年の年末年始の過ごし方を尋ねられて「ダラダラ。それだけでしたね。寝正月よりひどいんじゃないかな。何もしなかった。お家でゆっくりしていて、気がついたら年が明けていた」とカイジばりの自堕落正月だったと告白。「お酒いっぱい飲んで、色んなものを食べて、色んなテレビ、映画を見て…」と言うと、MCから本作にかけて飲んだビールの味を聞かれて「やはり…美味しかったです」と言い、会場の笑いを誘った。
完成作については「非常にエグいバンジージャンプだったり人間秤だったり、福本先生の新しい前作をしのぐゲームがたくさん入っている」と解説。福士とは撮影で「18〜20時間くらいジャンケンしていた。朝から深夜までずっと一日中ひたすら。(本作の)『ゴールドジャンケン』というジャンケンのルールが非常に複雑で、福本先生独特の裏の裏をかいていくルールなんですけど、僕らもやっているうちに意味がわからなくなってきた。これはわざと負けているのか、どっちが勝って負けているのか…計算しながら進めるのが非常に大変だった」と述懐。その中で、高圧的にカイジを追い詰める高倉浩介役の福士の芝居を「見事なテンションできてくれた。『こっちがひるんだな』という瞬間が多々あった」と褒め称えた。
それを聞いて福士は「恐縮です…!」と言い、「カイジはこうやってできるのかと目の当たりにできてすごい嬉しかったです。(撮影の過程で)藤原さんがどんどんブワーッとカイジに寄っていく瞬間がある。ちょっとゾワゾワ、いや、ざわ…ざわ…しながら見ていました(笑)」と振り返った。
また、無人島に一つだけ持っていくとしたら何かという問いに対し、福士は「ベッド持ってきます。キングサイズのベッドを持っていきます。あきらめるということです。オノとか持っていくのではなく、『ゆったり死のう』という選択肢をとるかもしれない」と答えると、藤原は「僕だったら持っていかないね。何も持っていかない。手ぶらで行きます」と回答。カイジ的な一面を垣間見せた。
『カイジ ファイナルゲーム』は2020年1月10日より全国公開となる。
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