橋本環奈が、1月9日に丸の内TOEIにて行われた、主演映画『シグナル100』の完成披露会見に出席。橋本は教師役の中村獅童との、火花散るバトルを演じた感想を語り、中村は橋本の演技や現場での存在感に称賛の言葉をおくった。
本作は、宮月新による同名原作マンガの壮絶な描写から、「実写映画化不可能」といわれた問題作。担任教師の手により、突如として自殺催眠をかけられた36人の生徒たち。遅刻をする、電話をかけるなど、普段の何気ない行動が死を招き、その催眠発動(自殺)のシグナルは全部で100。死の暗示を解く方法はクラスメイトの死のみ。催眠を解くのが先か、自分以外のクラスメイト全員を殺すのが先か? 生き残りをかけた狂気と絶望のデスゲームがはじまる。
完成披露会見には、主演の橋本と中村のほか、生徒役の小関裕太、瀬戸利樹も出席。担任の下部を演じた中村は、撮影現場を「とにかくみんな若いので、居心地の悪い現場でした」と述懐。「(主役として)引っ張ってはなかった」と謙遜する橋本に、中村は「現場で監督とカメラマンがケンカするんですよ! ケンカするのは悪いことではないですけどね。そんな中で橋本さんがみんなをグッと引っ張ってくれた」と明かし、瀬戸も「生徒全員の名前を初日から覚えていたのは座長ならでは」と橋本を称賛した。
本作では、クラスを絶望の淵に追い込む教師を演じる中村と、生徒の樫村怜奈を演じる橋本がバチバチのバトルを繰り広げる。橋本は中村の豹変ぶりを「本当にガラッと変わる。和気あいあいと楽しくするシーンはほぼアドリブだったけど、狂気的なシーンになった瞬間が怖すぎて。目に見えない圧があって、挨拶もできないくらい」と振り返り、「『のまれる』って思いました。でもそのおかげで(中村演じる下部に)対峙した時に、『立ち向かっていかなきゃいけない』という気持ちに自然になれて。ちゃんと一線を超えられたシーンになった」と続けた。対する中村も「あんなすごい眼力で僕に向かってきた女優は橋本さんだけ。全身で受け止めないと負けるなと思った」と橋本の演技を絶賛した。
またストーリーにちなみ「どういう催眠にかかりたいか?」という質問では、橋本は「基本的には催眠にはかかりたくない。病気にならない、とかだったらかかりたい」と回答。小関は「小中高と大ケガをすることが続いていて、集中力がないので、肝心な時に集中力を高めてくれる催眠」と答え、周りに「それって言っても大丈夫?」と心配される場面も。最後に4人を含めたクラスメイト全員、総勢34名ものキャストが一斉登壇。フォトセッションに応じる間も同級生同士のような、和気あいあいとしたムードを見せていた。
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