俳優の松山ケンイチと染谷将太が1月11日、東京・神田明神で行われたドラマ『聖☆おにいさん 第III紀』(全10話)のヒット祈願初詣会および完成報告記者会見に子役の稲垣来泉とともに出席。本作の見どころや製作総指揮をつとめた山田孝之などについて、ドラマさながらにゆるく語った。
・松山と染谷が出席したドラマ『聖☆おにいさん 第III紀』イベント、その他の写真
本作は、累計発行部数1600万部超を記録する中村光の人気同名漫画を原作とする実写ドラマ第3弾。下界でバカンスを過ごす目覚めた人ブッダ(染谷)と神の子イエス(松山)が、漫才コンテストに挑むためにネタ作りに励んだり、暑さをしのぐために入ったファミレスで長時間滞在したりする日常をコメディータッチで描く。監督・脚本を福田雄一、製作総指揮を山田が担当する。
同時に撮影したという第II紀・第III紀で、あらためてイエスとブッダを演じた松山と染谷。松山が「第I紀よりもいい意味でざっくりになって、肩の力を抜いて撮影できました」と話せば、染谷も「そうですね。ブッダとして勝手に喋っているように演じている感じでした。ゆるかったです」と述べた。
第III紀のおすすめエピソードを問われて松山は「ブッダがカラオケで般若心境を唱えるシーンが印象的だった」と述べ、「実際のカラオケボックスにある機械を使ってエコーを出したりとかして、面白かったよね。第III紀は前作よりも遊ぶことができました」と語った。
第?紀は立川のアパートを舞台に屋内での撮影がメインだったが、第II紀・第III紀の撮影で初めてロケ撮影を実施。作中で螺髪頭(らほつあたま)の染谷は「第II紀は秋葉原で撮影したのですが、意外に反応がなかったんです」と振り返り、松山も「外国人の方もいらっしゃるので、もうちょっと反応してくれると思ったんですけど。なかなか螺髪頭の人っていないじゃないですか」と納得がいかない様子を見せた。
本作の魅力を聞かれて、染谷は「力を抜きたいときにゆるっと見れる。それに尽きると思います」と回答。一方、松山は「1回イエスとブッダという設定で、笑いなしでシリアスなものもやってみたいよね」と願望をのぞかせた。
また、会見前にそれぞれが引いたおみくじを発表。松山、染谷ともに「吉」。染谷は「生まれて初めておみくじを引いたんです。吉かぁ(笑)。いい思い出です」と話した。
ドラマ『聖☆おにいさん 第III紀』は、NHK総合テレビにて毎週土曜日午後11時30分より放送。1月20日よりNetflixにて独占配信、1月24日より1週間限定で劇場公開となる。
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