爆風スランプ不朽の名曲「大きな玉ねぎの下で」の映画化が決定!W主演に神尾楓珠・桜田ひより

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『大きな玉ねぎの下で』
(C)2024映画「大きな玉ねぎの下で」製作委員会
『大きな玉ねぎの下で』
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『大きな玉ねぎの下で』
『大きな玉ねぎの下で』
『大きな玉ねぎの下で』

「大きな玉ねぎの下で」をSNSで話題の女性アーティストがカバー

神尾楓珠&桜田ひよりW主演、爆風スランプ不朽の名曲を映画化した『大きな玉ねぎの下で』が、2025年2月7日に劇場公開されることが決定した。本作より、ぬくもり伝わるティザービジュアルと、優しく切ない歌声に包まれる特報映像を紹介する。

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1985年に爆風スランプがリリースした「大きな玉ねぎの下で」。のちに「大きな玉ねぎの下で~はるかなる想い」とリメイクされ、15枚目のシングルとしても発売。『第40回NHK紅白歌合戦』でも歌唱され、CMソングとしても使用されるなど、大きな話題となった。2000年代に入っても、多くのアーティストがカバーして歌い継がれ、2019年にはボーカルのサンプラザ中野くんが「令和元年Ver.」を発表して再び注目を集めた。そんな名曲にインスパイアされた映画『大きな玉ねぎの下で』が、来年劇場公開される。

楽曲、映画のタイトルにもある「大きな玉ねぎ」とは、日本武道館の屋根の上に光る擬宝珠を指している。ペンフレンドの文通相手と初めて武道館で待ち合わせる淡く切ない恋模様が心地よいバラードソングとなり、数多くの人の心を震わせてきた。

そんな楽曲を元に作られた映画で描かれているのは、手紙やノートでのやり取りを通して、顔も知らない相手に恋するラブストーリー。SNSで簡単に繋がれる時代に、あえて手書きで心の声を綴りながら関係を築いていくノスタルジックな世界観が見る人を魅了する。さらに、令和と平成2つの恋が交錯することも本作の見どころだ。果たして、2組の男女は武道館の下で出会うことができるのか? 最後に待ち受ける1つの奇跡に心がじんわり温められる。

企画者であるプロデューサーの宇田川は、「モチーフとする楽曲は、偶然にも中村航氏とご縁のあったサンプラザ中野くん率いる爆風スランプに快諾いただき、名曲『大きな玉ねぎの下で』に決定しました。リアルタイムなコミュニケーションが当たり前になっている今だからからこそ現代人の心に響く、エモーショナルで美しい令和の恋愛映画になっております」とコメント。80年代を駆け抜けた名曲がどのようにスクリーンに映し出されるのか期待が高まる。

そして今回、本作の主演を神尾楓珠と桜田ひよりが務めることが発表された。神尾は2015年に俳優デビューし、次々と話題作に出演。近年は、ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』などに出演し、バラエティ『サスティな!〜こんなとこにもSDGs〜』のMCを務めるなどマルチに活躍している。

神尾が演じるのは、将来に希望の持てない大学4年生・堤丈流。神尾は「丈流は、就活生ならではの悩みや、美優や家族との関係性もすごく等身大なので、あまり作りすぎずに素で演じられたと思います」とメッセージを寄せた。

一方、桜田は子役から様々な話題作に出演し、キャリアを重ねてきた。第47回日本アカデミー賞では「新人俳優賞」を受賞。近年は、映画『ブルーピリオド』(24年)に出演するなど、人気、実力ともに勢いが増している。

桜田が演じるのは、丈流とは対照的に自分の夢をまっすぐに追う看護学生・村越美優。桜田は「美優は、真っ直ぐな性格でありながら、あまのじゃくなところも持っています。なんだか憎めなくて愛らしい美優が伝わると嬉しいです」とコメント。神尾と桜田それぞれが演じる等身大のキャラクターに注目だ。

『大きな玉ねぎの下で』

監督を務める草野翔吾は「この曲の世代の方もそうでない方も、主人公たちの世代の方もそうでない方も楽しんでもらえる作品になったので、ぜひ劇場でご覧ください!」と自信を覗かせた。

爆風スランプのボーカルであり、「大きな玉ねぎの下で」の作詞者でもあるサンプラザ中野くんは、「武道館初公演の空席をこの歌で誤魔化そうと目論んだとき、39年後にこんな神展開があろうとは思ってもみませんでした。今とても幸せです。これからご覧になる皆様、間違いなく日本で一番泣ける恋愛映画です。お楽しみください」と並々ならぬ想いを明かした。

同じく爆風スランプのパッパラー河合も「軽い気持ちで試写会に出かけたんですね。おったまげました。泣いてしまった自分に。友人からは『オマエは冷たいヤツだ』と言われてるんですよ。でも心が揺さぶられたんです、ホントに」と熱い想いを寄せた。

映画本編で、手書きの文字を通して顔も知らない相手に恋する丈流と美優。そんな2人のぬくもり伝わるティザービジュアルが解禁となった。スチール撮りでは、実際に武道館をバックに神尾と桜田が話している様子を撮影。自然体の2人の柔らかい空気感が伝わるビジュアルに仕上がった。右上には、タイトルの「玉ねぎ」にちなみ「恋ってときどき、目にしみる」というコピーが載せられており、楽しい時間だけではない恋の切なさを感じさせる。

また、特報では、冒頭から楽曲「大きな玉ねぎの下で」のアカペラが響きわたり、優しく切ない歌声に包みこまれる。そんな主題歌「大きな玉ねぎの下で」をカバーしているのは、SNSで話題のあの人。いったい誰の歌声なのだろうか? 近日解禁となる主題歌アーティストに注目したい。

映像では、神尾が演じる丈流と桜田が演じる美優がそれぞれノートを書いているカットから始まる。2人は、昼はカフェ、夜はバーになるお店でそれぞれ働いているため、顔を合わせることはない。そんな中、連絡用のバイトノートで心を通わせ、顔も知らない相手に恋する物語が紡ぎ出される。映像の終盤では、2024年から1989年まで遡り、手紙を通したもう1つの恋の物語が。時代が交錯する展開に興味が掻き立てられる。

さらに、映画『大きな玉ねぎの下で』とはまったく別のストーリーで描かれる小説が、8月22日に発売決定した。小説「大きな玉ねぎの下で」の著者は、本映画のストーリー原案者であり、ベストセラーとなった『100回泣くこと』ほか、『トリガール』など映像化作品も多く排出している中村航。中村は「ついに叶いました。とても嬉しい!! 青春の忘れ物を取り戻したような気分です。まっすぐな気持ちで書きました」とメッセージを寄せた。

小説の表紙は、エモーショナルなイラストがSNS上で話題となったまかろんKの描きおろし。表紙に描かれている女の子からは、会えない時間に相手を想う恋心が伝わってくる。

そして、小学館の少女漫画誌「ベツコミ」10月号(9月13日発売)から4ヵ月連続で小説のコミカライズ「大きな玉ねぎの下で」が掲載されることも決定した。透明感溢れるタッチが魅力の庭のこころが、ちょっぴりもどかしい恋模様をフレッシュに描く。解禁されたビジュアルでは、幻想的な世界観に背中合わせの2人の姿が描かれている。

■神尾楓珠コメント

曲を知っていたので、映画の完成を想像しながら楽しく台本を読ませていただきました。ペンフレンドという言葉は、馴染みがなかったのですが、作品を通して手書きのやり取りだからこその温かみ、良さを改めて感じました。丈流は、就活生ならではの悩みや、美優や家族との関係性もすごく等身大なので、あまり作りすぎずに素で演じられたと思います。曲を知っている方も、知らない方も楽しめる映画なので、早くみなさんに観てもらいたいです。

■桜田ひよりコメント

お互い顔も知らない相手と、文字だけのやり取りで一喜一憂しながら進む物語が、私には新しくてワクワクしました。美優は、真っ直ぐな性格でありながら、あまのじゃくなところも持っています。なんだか憎めなくて愛らしい美優が伝わると嬉しいです。神尾さんはじめ、魅力的なキャストの方々、信頼できるスタッフのみなさんに恵まれて、素敵な作品になったと思います。どの世代でも楽しめる映画になっているので、期待して待っていてください。

■草野翔吾監督コメント

日本武道館に初めて行った14歳の時、親からこの曲を教わった思い出が、企画を伺った際に蘇りました。学生時代から尊敬している高橋泉さんの脚本を監督できる喜びと、神尾くん、桜田さんと再会した喜びを噛み締めながら、丈流と美優の等身大の悩み、等身大の恋を撮りました。この曲の世代の方もそうでない方も、主人公たちの世代の方もそうでない方も楽しんでもらえる作品になったので、ぜひ劇場でご覧ください!

■企画・宇田川寧コメント

恋愛小説の名手・中村航氏と、脚本家・高橋泉氏のタッグで、幅広い世代に知られているラブソングをモチーフにした、恋愛小説と実写映画を同時進行する企画を立てました。モチーフとする楽曲は、偶然にも中村航氏とご縁のあったサンプラザ中野くん率いる爆風スランプに快諾いただき、名曲「大きな玉ねぎの下で」に決定しました。リアルタイムなコミュニケーションが当たり前になっている今だからからこそ現代人の心に響く、エモーショナルで美しい令和の恋愛映画になっております。この名曲が、どのようにスクリーンに映し出されるのか、ぜひ映画・小説共にお楽しみにしてください!

■サンプラザ中野くんコメント

小説家・中村航さんありがとう。貴殿は爆風スランプの名誉ファン認定です。お陰様で39年前に書いた楽曲が映画になりました。コミックにも小説にもなります。武道館初公演の空席をこの歌で誤魔化そうと目論んだとき、39年後にこんな神展開があろうとは思ってもみませんでした。今とても幸せです。これからご覧になる皆様、間違いなく日本で一番泣ける恋愛映画です。お楽しみください。コミックも小説もよろしくお願いします。サンキュー♡

■パッパラー河合コメント

39年間、演奏し続けている爆風スランプのバラード「大きな玉ねぎでの下で」が映画になったと聞いて「へぇ~大玉(曲名)が映画になったの? どんなのだろう?」と軽い気持ちで試写会に出かけたんですね。おったまげました。泣いてしまった自分に。友人からは「オマエは冷たいヤツだ」と言われてるんですよ。でも心が揺さぶられたんです、ホントに。自分たちの楽曲に思い入れがあるから泣いてしまったのか、万人が泣いてしまう映画なのか。自分じゃよくわからないんですよね。その答えが知りたいです、見てやって下さい。よろしくお願いします。

『大きな玉ねぎの下で』は2025年2月7日より劇場公開。