山崎賢人と高畑充希が1月13日、東京・有明のTFTホールで行われたW主演映画『ヲタクに恋は難しい』の完成披露舞台挨拶に菜々緒、斎藤工、賀来賢人、若月佑美、ムロツヨシ、佐藤二朗、福田雄一監督とともに出席。和気あいあいとした雰囲気の中、本作にまつわる思いや撮影の苦労を語った。
本作は、累計発行部数900万部超の同名WEB漫画を原作とする新感覚エンターテインメント。隠れ腐女子・桃瀬成海(高畑)と幼なじみのゲームヲタク・二藤宏嵩(山崎)の不器用な恋愛を描く。
イベントは、劇中のミュージカルシーンの1つを再現したド派手なオープニングを皮切りにスタート。キャストらは、観客が手にするサイリウムの光の間を闊歩して登場した。
高畑は「すごい。これ(サイリウム)振ってもらったの初めて」と喜び、「面白くて、激しくてヤバい映画ができました」と観客に向けて挨拶。
久しぶりの福田組について「私、ミュージカル出身なので、『ラ・ラ・ランド』(16年)が流行る前からミュージカル映画に出たいなと思っていました。でも福田さんの作るミュージカル映画に出る予定はなくて…(笑)。ミュージカルコントのつもりはなかった」とこぼしつつ、「『初めてやるミュージカル映画が福田さんの映画って、どうなるんだろう?』と思い、すごく飛び込んでみたいと思って参加させて頂きました」と話した。
また、ボーイズラブ(BL)好きの役柄とあって「18禁のBL漫画を読んで勉強しました。結構すごかったです。撮影しているうちに“攻め”とか“受け”とか…」とBL用語を熱弁。「あやうくハマるところでした。新しい世界が見えてめちゃくちゃ楽しかったです」とほほ笑んだ。
高畑とW主演を担う山崎は、劇中でダンスにチャレンジ。「すごい難しかったです。ダンスは事務所に入る前から苦手で、レッスンすらしてこなかった」と言うと、福田監督は「下手だったですね〜、最初は」と納得顔。それでも山崎は「(撮影の)最後はダンサーズハイになることができました」とスッキリした表情を見せ、ステージ上でボックスステップ(編注:ダンスの基本ステップの1つ)を披露した。
成海と宏嵩の会社の先輩である樺倉太郎に扮する斎藤は「僕は攻めのように見えて、受けです」と突然告白。佐藤に「そ、それは聞いてないよ」とツッコまれながらも、「攻めに見られがちなんですけど…。紙一重の気がしてて、どちらでもいけるような気がします」と果敢に発言して客席を沸かせた。
『ヲタクに恋は難しい』は2月7日より全国公開となる。
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