ギレルモ・デル・トロが企画・製作をつとめるホラー映画『スケアリーストーリーズ 怖い本』の、トラウマ級の恐怖映像をおさめた予告編と日本版ビジュアルが解禁となった。
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本作のベースになっているのは、累計700万部もの売り上げを誇りながら、全米の図書館に置くことを禁じられた同名の児童書シリーズ。デル・トロが10代の頃に多大な影響を受けた本シリーズは、1981年に第1作が発表され、全米で大ベストセラーに。しかし、実際の事件をほうふつとさせるような描写やおどろおどろしい挿絵に、保護者や教師から苦情が殺到。学校図書館に置くことを禁止するか否かの論争が巻き起こった。
このいわくつきの児童書を実写化した本映画は、デル・トロが、自身の監督作『シェイプ・オブ・ウォーター』でオスカー受賞後にはじめて企画・製作をつとめ、ストーリー原案も担当。日本に先がけて公開されたアメリカでは公開初日に1位を記録し、全世界で興収110億円のヒットを記録した。
メガホンをとったのは『トロール・ハンター』や『ジェーン・ドウの解剖』でカルト的な人気を博し、スティーブン・キング原作『死のロングウォーク』の監督にも決定している注目の奇才、アンドレ・ウーヴレダル。ゾッとするような映像表現に加え、ダークユーモアのセンスに溢れるウーヴレダルを以前から絶賛していたデル・トロが「今作を任せられる監督は彼しかいない」と抜てきし、2人のタッグが実現した。
ハロウィンの夜、幽霊屋敷に忍び込んだ高校生のステラたちは1冊の本を見つける。そこには美しい手書きの文字で書かれた物語が。しかしそれは絶対に持ち帰ってはいけない、読んではいけない危険な1冊だった……。毎夜、その“怖い本”が血のような文字で綴るのは、ステラたちが主人公の物語。名前を書かれた者には“一番怖いこと“が現実となって襲いかかる。
この度解禁となった本予告映像では、“怖い本”の主人公となってしまったステラたちが、究極の恐怖に囚われる。逃げ込んだベッドの下、不気味な洋館の中、夜の畑……本を焼き、引き裂こうとも物語は止まらない。逃げても逃げても、なす術のない恐怖の前に「何かを呼び覚ましてしまった」とおののくステラたち。ラストでは赤い光が点滅する廊下に現れた、ギレルモ・デル・トロのこだわりが詰まった“何か”が迫り来る。観る人すべての脳裏に焼きつく恐怖の映像となっている。
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