ロバート・ダウニーJr.「新たな挑戦に最適」映画『ドクター・ドリトル』出演のワケ明かす
米俳優のロバート・ダウニーJr.が1月11日(日本時間1月12日)、米カリフォルニア州ロサンゼルスのリージェンシービレッジシアターで開催された主演映画『ドクター・ドリトル』のワールドプレミアに出席。ファンやメディアとの交流を楽しみ、本作に出演した経緯について語った。
本映画は、20世紀前半に米国で活動していた英国人作家ヒュー・ロフティングが手がけた「ドリトル先生」シリーズを原作とする動物アクション・アドベンチャー。動物たちと会話できる名医ドリトル先生(ロバート)が、重い病に倒れた若き女王を救うべく、唯一存在すると目される治療法を求めて動物たちと伝説の島へ旅する様子を活写する。
今回のイベントでは、動物たちが暮らす広大な自然をイメージしたグリーンカーペットと、ドリトル先生の動物の仲間たちの姿が大きく映し出されたバックパネルの装飾をほどこし、『ドクター・ドリトル』の世界観を具現化したような会場を用意。大勢のファンたちと米メディア、そしてヨーロッパ各国など世界中から多くの報道陣が集結した。
キャスト陣・制作陣からはロバートの他、ドリトル先生の助手・スタビンズ少年役のハリー・コレット、ドリトル先生の動物の仲間たちで弱虫なゴリラのチーチー役を演じたラミ・マレック、シロクマなのに寒いのが大嫌いなヨシを演じたジョン・シナ、おしゃべり好きなキリンのベッツイ役を演じたセレーナ・ゴメス、病に倒れた女王の娘のレディ・ローズ役のカーメル・ラニアド、ドリトル先生の旅路を邪魔する敵側のドクター役のマイケル・シーン、スティーヴン・ギャガン監督、製作でロバートの妻スーザン・ダウニー、『メン・イン・ブラック』(97年)や『チャーリーとチョコレート工場』(05年)など人気作品の音楽を数多く手がける作曲家ダニー・エルフマンが登場。それぞれがサインや記念撮影に応じ、ファンとの交流を楽しんだ。
また本作は、スマートフォン向けの写真アプリ「スナップチャット」とのコラボ企画が展開されており、キャスト陣はグリーンカーペット上でキリンやゴリラを召喚して本作の世界を画面に作り出したり、自分にピッタリのドリトルの仲間がランダムに選び出されるフィルターなどで楽しんだりした。
『アベンジャーズ』シリーズを終えて以降、初の映画主演となるロバート。出演を決意した経緯について「ヒュー・ロフティングの原作も昔読んでいたし、(同著を原作とした)レックス・ハリソンや、エディ・マーフィの映画も良い。新たな挑戦に最適だと思ったんだ。子供とも一緒に見られるしね! 今日も一緒に連れてきたよ」と本作にかける想いを吐露。スーザンも「ドリトル先生は優しい心の持ち主だけど、いたずらっ子のようで冒険家なところが彼にぴったりね!」と配役に太鼓判を押した。
映画『ドクター・ドリトル』は3月20日より全国公開となる。
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