俳優の大沢たかおが1月14日、東京・豊洲PITで行われた映画『AI崩壊』のジャパンプレミアに賀来賢人、岩田剛典、松嶋菜々子、広瀬アリス、芦名星、玉城ティナ、三浦友和、入江悠監督とともに出席。松嶋との共演シーンの前日は「興奮して、緊張して眠れなかった」と明かした。
本作は、映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』の入江監督がメガホンをとり、脚本も手がける完全オリジナルサスペンス。2030年の日本を舞台に、医療AI「のぞみ」が暴走した社会で奮闘する人々を描く。
「のぞみ」の開発者にしてAI暴走テロの容疑者・桐生浩介を演じる大沢は、本作に関して「きっと僕たちが生きている間に起きるかもしれない出来事のような気がする。エンターテインメント映画なんですけど、同時に『自分、どうなるのかな?』『こういうことが起きたら自分は何ができるかな?』と考えさせられる。エンターテインメントの近未来だけど、すごく近くに感じる映画」と解説。
警察庁の若き天才捜査官・桜庭誠役の岩田は、MCから切れ者の役柄がピッタリだったと評されて「本当ですか?」とはにかみつつ、「結構、自分の普段のイメージとは真逆なキャラクターだったような気もする。だいぶ七三分けの髪型とメガネ、スリーピースのスーツに助けられた部分はありました。(今回の役は)すごく新鮮でしたね」と白い歯をこぼした。
桐生の亡き妻にして、AIの共同開発者である望役の松嶋は、本作のイベント初登場。5度目の共演となった大沢との初の夫婦役に関して「シーンが少ないけれども、(夫婦の)形ができ上がっているところからの表現でした。本来難しいものだと思うんですけど、何度かご一緒させて頂いているので、そこの部分では気心の知れたと言いますか、いい緊張感を保ったまま、リラックスもしつつ、楽しむことができました」と振り返る。
その言葉に大沢は「5度目だったのか、自分でもわからないくらい、ずっと長いことお仕事させてもらっている。この映画を見てもらうとわかるんですけど、夫婦の関係、家族の関係がずっと根底に流れている。そういう意味では、2人でやってきたことの集大成がこの夫婦関係の中に出せればいいなということで、現場では『これ、すごく大事なシーンだから』と前もって話したんですけど、『そんなのわかってるわよ』くらいのリアクションを頂いた」と言って会場の笑いを誘い、重要なシーンながらも撮影日数が少なくて「前の日とか、興奮して、緊張して眠れなかった」と告白した。
MCから、本番前に互いのイメージを共有し合っていたのですねと言われると大沢は「いや、僕だけ勝手にすり寄ってるだけなんです。それを見て、賀来くんがどっかに逃げていっちゃった」とニッコリ。隣にいた西村悟役の賀来は「お2人が豪華なやり取りをされていて…(話に入れない自身は)『これ、どうしたらいいんですか?』という状況だった」と回想。松嶋は「豪華なやり取りじゃないですよ」と謙遜していた。
『AI崩壊』は1月31日より全国公開となる。
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