KAT-TUNの亀梨和也が、ホラー映画の巨匠・中田秀夫監督が手がける新作映画『事故物件 恐い間取り(仮)』に主演することが決定。原作は「恐すぎて部屋に入れない」と話題沸騰となったベストセラーノンフィクションで、亀梨は主人公の、事故物件に住み続けるお笑い芸人を演じる。
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「事故物件」ーそれは自殺・殺人・孤独死・事故などで前の住人が亡くなっている部屋や家のこと。通常なら敬遠され、借り手がつかない事故物件に、転々と住んでいる芸人・松原タニシ。松竹芸能所属で「事故物件住みます芸人」として活動する彼の、驚きの実体験を記した著書「事故物件怪談 恐い間取り」が実写映画化される。
2012年より、テレビ番組『北野誠のおまえら行くな。』(エンタメ〜テレ)の企画により事故物件に住み始め、以降、大阪・千葉・東京・沖縄と、9軒もの事故物件に住んできた松原の実体験をまとめた本書は、発売から2ヵ月にして増刷14刷りとなり、ノンフィクションとしては異例の10万部を突破。「ペンキで塗りつぶされた鏡」「帰宅すると勝手に空いている襖」など、“ワケあり物件”に住んで実際に起きた怪奇現象が、それぞれの間取り付きで紹介され、「恐すぎて部屋に入れない」と話題となった。
主演をつとめるのは、KAT-TUNのメンバーとして絶大な人気を誇り、ドラマ・映画・CMにスポーツ番組のMCなど、マルチな才能を見せる亀梨和也。物語の主人公で、あるきっかけから事故物件に住み始めることになる芸人・山野ヤマメを演じる。メガホンをとるのは、『リング』(98年)で日本映画界のホラーブームを牽引しハリウッドへも進出、その後も数々の話題作を生み出し、『スマホを落としただけなのに』(18年)の大ヒットも記憶に新しいホラー映画の巨匠・中田秀夫監督。本作がホラー初出演となる亀梨とタッグを組む。
ストーリーは松原の実話をベースに、売れない芸人・山野ヤマメが、先輩から「テレビに出してやるから事故物件に住んでみろ」と無茶ぶりされ、殺人事件が起きた事故物件に住むところから始まる。部屋で映像を撮影すると、白い影が映っていたり、音声が乱れたり、様々な怪奇現象が発生。ネタ欲しさに事故物件を転々とし、「事故物件住みます芸人」として大ブレークしたヤマメだったが、“最恐”の事故物件が彼を待ち受ける。
主演の亀梨は「今回は芸人役にも挑戦しますが、仲良くさせて頂いている若手芸人さんも多いので、お話を聞かせてもらったり、参考にさせてもらっています。クランクインまでにライブも見に行きたいと思っています!」と気合十分。ホラーに初挑戦することについては「普段自分を応援してくださっている方々にとっても初めての姿をお見せできると思いますし、ホラーファンの方々にとっても自分は初めましての存在だと思うので、色んな方に楽しんで頂ける作品にできるよう撮影に励みたいと思います」とコメントを寄せた。
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