高畑充希が1月30日に名古屋・大須観音で、菜々緒とともに映画『ヲタクに恋は難しい』の大ヒット祈願と決起会を行った。会場には本イベントのために総勢50名ものコスプレイヤーが駆け付け、大須観音の大階段を華やか&個性的に彩った。
本作はイラスト投稿サイト「pixiv」で、2014年から連載された同名のWEB漫画を映画化。2018年にはアニメ化もされ、先日発売となった最新巻(8巻)でコミックの累計発行部数が900万部(電子書籍を含む)を突破した。「隠れ腐女子×ゲームヲタク」という不器用な男女の微笑ましいピュアラブストーリーを、初共演となる高畑充希&山崎賢人が演じる。さらに、斎藤工、菜々緒、賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗など実力派キャストが脇を固め、『銀魂』シリーズ、『今日から俺は!!』などのヒットメーカー・福田雄一が監督をつとめた。
劇中で人気ゲーム・アニメキャラクターの本格的なコスプレに挑戦した高畑と菜々緒が、毎年国内外から30万人以上を動員する世界最大級のコスプレイベント「世界コスプレサミット」が行われる名古屋・大須観音を初訪問。“コスプレの聖地”で本作の大ヒット祈願と決起会を行った。本堂内でご祈祷を終えた2人は「すごくダイナミックで、見ていたらあっという間に終わってしまいました」(高畑)、「お寺でご祈祷して頂いたことがあまりないのですが、今まで見たことがないご祈祷の仕方だったので食い入るように見ちゃいました」(菜々緒)と、それぞれ目を奪われた様子。
その後、外の大階段に移動すると、厳かな雰囲気は一変! 名古屋で活躍する「コスプレホストタウンPR隊」全面協力の元、この決起会のために駆け付けた総勢50名のコスプレイヤーが2人をお出迎え。トークセッションでは、2人がコスプレイヤーたちに質問を投げかけた。「お給料や1日の時間のどのくらいをコスプレに充てているの?」という質問に対して「ほぼ9割です」という答えが出ると、菜々緒は「本当に人生をコスプレに捧げているんですね」と感嘆しきり。対して“古着ヲタク”を自称している高畑からも「衣装は自作なんですか?」という質問が上がり、コスプレイヤー各々でこだわりがあるというコメントに興味深々の様子だった。
高畑は集まった50名のコスプレイヤーを見て「もう圧巻ですね。こんなカオスな取材は初めてです(笑)」とコメント。撮影で着用したコスプレ衣装について「映画の中でたくさんのコスプレをさせて頂いたのですが、中でも印象深かったのが『バイオハザード』のリサ・トレヴァーで、顔が見えないので私じゃなくても良かったんじゃないかな……と完成した映画を見て思いました。他にも渋谷のスクランブル交差点で『ラブライブ』風の衣装を着たりもしてて、すべて自分の体に合わせたものを測って作ってもらったので、1回しか着られなかったのがもったいないなと思いました」と振り返った。
菜々緒も「こんな状況は中々ないと思うので、貴重な体験をありがとうございます」と感謝のコメント。「今までお仕事でコスプレをさせて頂いたり、ドラマとか映画って基本的に毎日コスプレをしているようなものなので、コスプレをしなれている方だと思っていたんですけど、私のやった役は男装のコスプレイヤーだったので男装は初めてやりました。コスプレってイチからそのキャラクターに近づいていく工程だったり、できた時の達成感だったりとか、そういった部分が楽しいんだろうなって、今回やってみて初めて自分で感じたので、今日もできたらコスプレして参加したかったくらいです(笑)」と明かしていた。
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