中条あやみが主演映画でパラカヌーに挑む！中条を支える仲間に杉野遥亮

#中条あやみ 2020.02.06

映画『水上のフライト』キャスト
左上から時計回りに、中条あやみ、杉野遥亮、小澤征悦、大塚寧々

中条あやみが主演する映画『水上のフライト』に、新たに杉野遥亮、大塚寧々、小澤征悦が出演することが明らかになった。事故で障がいを負った女性が「パラカヌー」という競技と出会い、人生を切り開いていくという実話に基づいた本作、公開日は東京オリンピック・パラリンピック目前の6月12日に決定した。

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自分の実力に絶対の自信を持つ主人公の遥は、走高跳で世界を目指し、有望スポーツ選手として活躍していた。だがある日、不慮の事故に遭い、命は助かったものの、歩くことすらできなくなってしまう。将来の夢を絶たれた遥は、心を閉ざし自暴自棄になるが、周囲の人々に支えられ「パラカヌー」という新たな夢を見つける。きらめく水上を舞台に、母の愛、淡い恋心、勝負への強い信念、そして大切な人たちへの想いを乗せて、どん底から道を切り開いていく。

映画『雪の華』や『3D彼女リアルガール』など、数々の作品でヒロインをつとめてきた中条あやみが、負け知らずの人生を歩んできた主人公・遥を演じ、走高跳やカヌーという難易度の高い競技に挑戦。そんな遥を裏で支える仲間・颯太役に『居眠り磐音』『L・DKひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』などの人気俳優・杉野遥亮、遥を心配しながらも温かいまなざしで包み込む母・郁子役に『アマルフィ女神の報酬』などの大塚寧々、父親のように厳しくも熱く遥かを導いていくカヌーコーチの宮本役に『引っ越し大名！』などの小澤征悦が扮する。さらに、遥のライバル役として『翔んで埼玉』の高月彩良、『嘘八百京町ロワイヤル』の冨手麻妙ら若手女優が出演。

本作製作のきっかけは、映画『超高速！参勤交代』シリーズなど数多くの大ヒット作の脚本を手がける土橋章宏が、自ら描きたいと強く熱望し、企画・脚本を「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM」に応募したこと。そこで見事、審査員特別賞を受賞し、映画化が決定した。実在するパラカヌー日本代表選手・瀬立モニカとの交流を通じ、土橋が作り上げたオリジナルストーリーとなる。『キセキ-あの日のソビト-』の兼重淳監督との豪華なタッグも実現し、1人の女性アスリートの成長と、それを支えるコーチや家族を描いた感動のヒューマンドラマ。

杉野は「この作品に携わる中で、想像以上のドラマを僕は見つけました。完成した作品を見終わった時にもジワっと広がる優しさと興奮が入り混じった1つではない感情が沸きました」とコメント。小澤は「『川面を走る風になれ遥！』自分が演じさせてもらったカヌーコーチ宮本が、中条あやみさん演じる、不慮の事故で下半身に障害を抱えてしまった遥に対して発したセリフです。光を浴びてキラキラ光る川面を、水を切って風のように進むカヌーは、まるで大空を自由に飛び回る水鳥のように、孤独で美しく、優雅で力強く、そして命そのもののように、輝いて見えました。人が人を想う優しさ、生きることの大切さを教えてもらえた映画でした」と語っている。