成田凌と清原果耶、初共演となる2人のW主演映画『まともじゃないのは君も一緒』が、今年11月に全国公開されることがわかった。
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成田は、映画『スマホを落としただけなのに』で2019年日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、昨年は、自身の初主演作となった『カツベン!』をはじめ、『愛がなんだ』『チワワちゃん』『翔んで埼玉』『さよならくちびる』『人間失格 太宰治と3人の女たち』などに出演。今もっとも注目を集めている俳優の1人。一方、清原は、2019年、『愛唄 約束のナクヒト』『デイアンドナイト』『いちごの唄』に出演し、その圧倒的な存在感と演技力が評価されている。
本作では、そんな2人が予備校講師と教え子役で初共演をはたす。成田が演じるのは、数学一筋、世間知らずで人とのコミュニケーションが苦手だけれど実は“普通”に結婚願望のある予備校講師・大野康臣役。清原が、恋愛経験はないけど恋愛雑学だけは豊富な大野の教え子・秋本香住役に扮する。『婚前特急』(11年)や、橋本環奈が主演した『セーラー服と機関銃 -卒業-』の前田弘二監督がメガホンをとる。
本作について成田は「これはなに映画といったらいいのか。恋愛映画、コメディ映画、学園もの? 予備校もの? いやー、難しいです。見ていただいた方に委ねようと思います。この役を演じて『普通』というものがなんなのか、わからなくなりました。そんなもの存在するのか、あるのならなくなってしまえ、と思いました。世の中の『普通』というものに馴染めない予備校講師、大野と『普通』を教えてくれる予備校生の香住、この2人のあったかい、いや、あったかい? つめたい? なんだかわからないけど愛おしいふたりの空気を吸ってみてください(笑)」とコメント。
[STORY]
予備校講師の大野は、独身、彼女なし。ずっと1人で大好きな数学の世界で生きてきた。今の生活に不満はないが、このままずっと1人なのかと不安になることもある。自分だって普通に結婚したい。ただ、普通が何かわからない。女の子とデートをしてもなんだかピントがずれているような空気は感じているが、どうしていいのかはわからない大野。教え子の香住はそんな大野を”普通じゃない”と指摘してくれる唯一の相手。大野は香住に「どうしたら普通になれる? 普通を教えてほしい」と頼み込むのだが……。
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