新型コロナウィルスの影響、映画界にも。『007』プロモーションツアーが中止に

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『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、007シリーズの最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の中国でのプロモーションツアー中止が発表された。

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「Variety」誌が中国の報道として伝えているもので、4月に北京でのプレミアなどを予定し、主演のダニエル・クレイグや他のキャストも出席するはずだった。007シリーズは中国市場で非常に人気が高く、前作『スペクター』の世界興収8億8,100万ドルのうち8,400万ドルが中国の興収だった。

中国では新型コロナウイルスの影響で春節の休暇以来、映画館の閉鎖されていて、バレンタインデー向けの作品や中国国内での2月公開作はキャンセルが相次ぎ、3月24日から開催予定だった香港国際映画祭の延期も決定している。

ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる最後の作品となる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、日本で4月10日に公開予定。