Kis-My-Ft2藤ヶ谷太輔「叶わなければ一生後悔する」『傲慢と善良』は原作に惚れ込み自ら出演アプローチ

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『傲慢と善良』
(C)2024 映画「傲慢と善良」製作委員会
『傲慢と善良』
『傲慢と善良』

プロポーズの幸せな瞬間も束の間…失踪した婚約者の過去に絶句する新場面写真も

藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)&奈緒をW主演に迎え、辻村深月の傑作恋愛ミステリー小説を映画化した『傲慢と善良』。本作より、藤ヶ谷演じる架が真実(奈緒)にプロポーズするシーンと、突如姿を消した真実を探す架の切羽詰まった表情を捉えた場面写真を紹介する。

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主人公の架と真実は、マッチングアプリで出会い婚約するが、その直後に真実が突然失踪。彼女を探すうち、知りたくなかった過去と嘘が明らかになる。本作は、すべてをさらけ出した2人がたどり着く“一生に一度の選択”を描く、感動の恋愛ミステリーだ。

現代に生きる人々のリアルな恋愛観や価値観を描いた原作小説は、第7回ブクログ大賞を受賞し、20代、30代を中心に多くの共感を呼び、ついに昨年には2023年最も売れた小説に(ジュンク堂書店池袋本店調べ、2023年売上、文芸/文庫新書ジャンル)。発行部数は100万部を突破し、話題は広がり続けている。

この小説に出会ったときから衝撃を受け、「人生で一番好きな小説」と映画化を熱望する藤ヶ谷、そして「辻村作品に出演するのが夢だった」と語る奈緒がW主演を務め、婚活で付き合い始めるも1年も将来を決めない【傲慢】な架と、親の敷いたレールの上で【善良】に生きてきた真実を等身大で演じる。

『傲慢と善良』

本作の映画化が決まる前から原作に惚れ込んだ藤ヶ谷は、「もし映画化するなら絶対に架を演じたい。叶わなければ一生後悔する」と、自ら原作の関係者にアプローチし、念願叶って出演が決定した。自身を突き動かした原作小説の魅力について彼は、「まだ気づいていない潜在的な感情に気づくことができ、自分の世界が広がるような作品です。恋愛面だけでなくミステリー要素も織り込まれているとても魅力的な作品」という。

藤ヶ谷が並々ならぬ思いで挑んだ架というキャラクターは、元カノに未練を持ちながら、マッチングアプリで出会った真実(奈緒)と交際するも、1年経っても結婚を決めない。社交的で友だちも多く、容姿端麗という一見完璧に見える架だが、どこか鈍感な部分があり、真実の人生をかけた“嘘”にも気づかない。

ドラマ『やめるときも、すこやかなるときも』で大切な人の死が忘れられない陰がある青年を、ドラマ『華麗なる一族』では、ニヒルな頭取の御曹子を演じ、映画『そして僕は途方に暮れる』(23年)では自堕落なクズ男を体現するなど、これまでも癖の強い難役を器用に演じてきた藤ヶ谷。本作で演じた架を、人間味溢れる優しい人柄が滲み出た、天然だけど憎めない愛すべきキャラクターへと見事昇華させた。俳優人生をかけて挑んだという藤ヶ谷の意欲作に、ご期待いただきたい。

さらに、結婚を決意した架が真実にプロポーズするシーンと、突如姿を消した真実を探す架の切羽詰まった表情を捉えた場面写真も到着した。ようやく結婚へと漕ぎつけた2人の幸せな瞬間も束の間…。突如失踪した婚約者の行方を探すうちに、架は真実が過去にお見合いをしていたことを知る。今まで知らなかった真実の一面が徐々に明らかになり、驚きを隠せない架。婚約者はなぜ失踪したのか? マッチングアプリから始まった2人が最後にたどりつく「一生に一度の選択」とは——? 生きづらさを抱える人にこそ見て欲しい、感動の恋愛ミステリーだ。

『傲慢と善良』は9月27日より全国公開。