広瀬すず、初コメディに「やさぐれ精神」で臨む!

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広瀬すず
広瀬すず
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左から堤真一、広瀬すず、吉沢亮
吉沢亮
堤真一
松田翔太
木村多江
リリー・フランキー
小澤征悦
嶋田久作
広瀬すず
吉沢亮
広瀬すず
浜崎慎治監督
左から浜崎慎治監督、松田翔太、リリー・フランキー、堤真一、広瀬すず、吉沢亮、小澤征悦、木村多江、嶋田久作

映画『一度死んでみた』完成披露ミサが2月24日にイイノホールで開催され、広瀬すず、吉沢亮、堤真一、リリー・フランキー、小澤征悦、嶋田久作、木村多江、松田翔太、浜崎慎治監督が登壇した。

『一度死んでみた』完成披露ミサ、その他の写真

「飲むと2日間だけ死んでしまう薬」を開発した製薬会社の社長・計(堤真一)と、仕事ばかりで口うるさく干渉してくる父親の計が大嫌いで、ライブでは「一度死んでくれ」と毒つく女子大生でデスメタルバンドのボーカル七瀬(広瀬すず)が、薬を飲んだことで死んでしまった父親の葬儀によって噴出する会社の不穏な騒動に立ち向かう姿を描いたコメディ。

広瀬にとってコメディ作品は初めての経験。“反抗期こじらせ女子”という、ややデフォルメされた役柄で、劇中のファッションもピンクの髪に革ジャンという特徴的なものだ。「現場に入ってみないと感じがわからない」という手探り状態だったというが、とにかく「攻撃的にいこう」と意気込んで撮影に臨んだ。そこで意識したのが「私のなかにあるやさぐれ精神」だったという。

そんな広瀬に、auのCM「三太郎」シリーズなどを手掛け、本作が初映画監督となった浜崎は「もともとそういう人かと思ったというぐらいハマリ役でした」と最大級の賛辞を贈る。

一方、計の会社に勤務する、存在感ゼロで“ゴースト”と呼ばれる社員・松岡を演じた吉沢は「表面的な部分では、前髪を伸ばして目にかかるようにしたり、姿勢を悪くしたりしましたが、内面的な部分では、なにも役作りはしていません。僕はめちゃくちゃ根暗なので……」と苦笑い。現場でも「基本は気づかれないんです」と自虐的に語り、笑いを誘っていた。

「一度死んでみた」というタイトルにちなみ「死ぬ前にやっておきたいこと」というお題が登壇者に質問されると、広瀬は「リリーさんとラジオをやりたい」とリクエスト。リリーは「すずとは何度か共演しましたが、いつも近所の変なおじさんか、良くてお父さん役。一度は壁ドンしてみたい」と述べると、広瀬も「壁ドンの“ドン”をラジオでやりましょう」とリリーとの壁ドンに興味津々だった。同じ質問に吉沢は「ウユニ塩湖見てみたい」、堤は「一度木を切り倒したい。そのためにチェーンソーも買ったんです」と回答し、会場を沸かせていた。

『一度死んでみた』は3月20日より全国公開となる。