江口のりこ、原作の“あまりの面白さ”に演じる上でプレッシャーも
江口のりこを主演に迎え、森ガキ侑大監督が吉田修一の小説を映画化したヒューマンサスペンス『愛に乱暴』が公開。ムビコレでは、江口のりこ&小泉孝太郎インタビューを掲載中だ。
・【動画】江口のりこ、小泉孝太郎のゴルフ好きにあきれ気味「昼から撮影なのに朝ゴルフしてから来る」/映画『愛に乱暴』インタビュー[前編]
世界12大国際映画祭の一つであるカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭のコンペティション部門に選出され、注目を集めている本作。原作は、数多のベストセラー作品を生み出してきた吉田修一の同名小説。『おじいちゃん、死んじゃったって。』や『さんかく窓の外側は夜』などで評価されている森ガキ侑大監督が映画化を熱望し、メガホンを取った。
「原作にはいろんな登場人物が出ていて、とても豊かな内容になっていますが、映画の脚本にするにあたって随分そぎ落とされていました。それくらいシンプルになっているなかで、『原作の持つ面白さを自分の芝居で表現できるのだろうか』というのが気になっていた部分です」と語るのは、主演を務めた江口。
演じる上でプレッシャーを感じる部分もあったと話す江口は、本作では徐々に平穏を失い、追い詰められていく主人公の桃子を怪演している。
「僕が演じる真守は、江口さんのお芝居をしっかりと受け止めて返すことがまったくない役どころ」と説明するのは、桃子の夫である真守を演じた小泉。
「いままではどちらかというと方程式のように一つの答えが出るようなものが多かったですが、今回は作品自体も数学的な答えが出ないタイプですから。夫婦として建設的な話し合いがまったくできないので、演じていても息苦しさがありました」と、これまで経験してきた演じ方とは違うアプローチで臨んだことを語った。
2人が夫婦役を演じる上で特に意識したことはなかったというが、控え室にいるときは2人で雑談することも多かったという。どんな話題で盛り上がっていたのか聞かれると、「ゴルフですね(笑)。小泉さんがすごくお好きなので」と江口。
小泉からの熱いゴルフ愛の話を聞き、「ちょっとうらやましい気持ちはあったと思います。ただ、それを聞いて『ゴルフをやってみよう!』とはならないですけど」と話す江口に、小泉からおすすめする趣味は“たき火”。「ドンピシャで合うと思いますよ。で、僕はたき火をする江口さんを見ていたいです(笑)。すごく素敵でしょうね」。
また、小泉は「僕がバラエティ番組で話した人生観や恋愛観についても聞かれました。『映画館に女性と行ったときに、どうして女性を置いていくんですか?」とか…」と、自身の恋愛観についても語り、興味津々な江口や女性スタッフらと盛り上がったことを話してくれた。江口のりこ&小泉孝太郎インタビュー全文はこちらから!
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