東出昌大、不倫騒動後初の公の場で謝罪「おごりや慢心があった」

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東出昌大
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東出昌大
東出昌大
豊島圭介監督
豊島圭介監督
左から東出昌大、豊島圭介監督

俳優の東出昌大が3月17日、スペースFS汐留にて行われたドキュメンタリー映画『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』公開直前トークイベントに出席。イベント後の囲み取材で「私生活におけるおごりや慢心がありました」と女優・唐田えりかとの不倫について謝罪の言葉を述べた。

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今年1月、「週刊文春」により、女優の唐田えりかとの不倫を報じられた東出。報道を受け、所属事務所からはコメントが発表されていたが、騒動後に公の場に東出が登場するのはこの日が初めて。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、イベントは無観客で行われたが、100人近い報道陣が会場に詰めかけるなか、イベント後には、急きょ囲み取材が設定される

緊張した面持ちで登場した東出は「この度は、お仕事の関係者に多大なるご迷惑をおかけして、誠に申し訳ございませんでした」と深々と頭を下げると「でも最も謝罪をしなければいけないのは妻(女優の杏)」と絞り出すように語る。

さらに東出は「カメラの前で私が発言することで、これ以上妻を傷つけてはいけない」と話せないこともあることを詫び、自身が主演をつとめた連続ドラマ『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』(テレビ朝日系)の撮影終了後に、杏と話し合いの場を設けたそうで、「まだ具体的なことはなにも決まっていません」と言うが「裏切ってしまって大変申し訳ないことをした」と謝罪したことを明かした。

その後も「唐田えりかさんとは別れたのか」「妻と唐田さんのどちらが好きなのか?」などと矢継ぎ早にレポーターから質問が続いたが、東出は「僕の発言で妻を傷つけてしまいかねない」と慎重に言葉を選んでいた。

本作は、1969年5月に、作家の三島由紀夫が東大全共闘と行った討論会を題材にしたドキュメンタリー映画。当時の関係者や文学者、ジャーナリストたちの証言を交え、討論会の全貌が明らかになっていく……。

イベントで東出は“三島愛”を熱弁。これまで多くの三島作品を読破しており、彼が書き上げた日に生涯を閉じた最後の長編小説『豊饒の海』の舞台化にも出演するなど思い入れが強く、本作でのナレーションのオファーにも快諾したと言い、「三島由紀夫という人物は、奇妙であり、過激な方。10代後半に文豪小説を読む中、豪華絢爛さの中に繊細な描写のある三島文学に惹かれていった」と出会いを述べていた。

イベントにはメガホンをとった豊島圭介監督も登壇。東出とは過去2作品でタッグを組んでいるが「彼はこの討論会の本をすでに読んでいるほど三島好き。当時の三島を知っている世代ではなく、今の人の目線で作品を語ってほしかった。彼のナレーションを聞いて衝撃を受けました。映画が生まれ変わった感じ。呼んでよかった」と東出のナレーションぶりを絶賛していた。

『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』は3月20日より公開となる。

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