三谷幸喜が監督と脚本を担当し、香取慎吾が主演をつとめるドラマシリーズ『誰かが、見ている』が、今秋よりAmazon Prime Videoにて独占配信されることがわかった。
・三谷幸喜、新生・PARCO劇場で新作上演「脚本はできてます、僕の頭の中に」
今年はPrime Videoのプライム会員向けサービスが日本で開始して5周年。その記念作品として、三谷幸喜×香取慎吾という豪華タッグが実現。2人は2004年の大河ドラマ『新選組!』をはじめ、映画『THE 有頂天ホテル』(16年)や18年に上演された舞台「日本の歴史」など、数々の魅力的な作品を作り出してきた。
そんな2人が今回手がけるのは “シットコム”。シットコムとはシチュエーションコメディの略で、『フルハウス』や『フレンズ』などを筆頭に、海外で親しまれているドラマジャンルの1つ。同じ舞台と主要キャストで繰り広げるコメディドラマの形式だ。三谷作品ならではの洒落た会話や、思いがけない仕掛けの数々が展開され、香取がその高い要求に応えていく様子が描かれていく。
初回収録を終えた三谷監督は 「17年前にやはりシットコムの『HR』をやって、またいつか香取さんとこのジャンルに挑戦したい、と思っていました。『日本の歴史』を終えた時、(香取さんに)『次は何をやるんでしたっけ?』と聞かれ『シットコムです!』と答えた。その時の香取さんの嬉しそうな顔が印象的でした。シットコムは俳優としての柔軟性も含め香取さんにぴったりだなと思います。今まで僕の作品では“周りに振り回される香取慎吾”が多かったですが、今回は香取さんの方がみんなを振り回していくパターン。それもわくわくしています」とコメント。
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