彼の合図で服を脱ぎ…刺激的すぎるシーンで妻はどうする? 感情崩壊必至の衝撃作の禁断映像をチェック
#アリョーナ・ミハイロワ#オーディン・ランド・ビロン#キリル・セレブレンニコフ#チャイコフスキーの妻#フィリップ・アヴデエフ
狂気が加速! 美術品のように陳列された筋骨隆々の全裸男性たち
天才作曲家チャイコフスキーを盲目的に愛した“世紀の悪妻”アントニーナの知られざる実像に迫った映画『チャイコフスキーの妻』。現在公開中の本作より、チャイコフスキーに拒絶されたアントニーナが5人のヌード男性を品定めする本編映像を紹介する。
・心をさいなむほどの狂愛を大胆な解釈で映像化した『チャイコフスキーの妻』の場面写真はこちら!
・50歳の小児性愛作家と14歳の少女が性的関係を結び、歪な関係にのめり込んでいく…フランス中を震撼させた衝撃の実話が映画化
本作は、19世紀ロシアの天才作曲家ピョートル・チャイコフスキーと彼を盲目的に愛した妻アントニーナの残酷な愛の行方をつづり、第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された、鬼才キリル・セレブレンニコフ監督の日本公開最新作。ロシアではタブー視されてきた「チャイコフスキーは同性愛者だった」という事実と、“世紀の悪妻”の汚名を着せられたアントニーナの知られざる実像を、史実をもとに大胆な解釈を織り交ぜて描き出す。
今回紹介するのは、アントニーナが陳列された5人のヌード男性を品定めする禁断の本編映像。女性への愛情を抱いたことがないチャイコフスキーから離婚を突き付けられるも、断固として応じないアントニーナ。見兼ねたチャイコフスキーの親友のニコライ・ルビンシテインは、「あなたは健康で若く平凡な女性よ。相手も普通がいい」と諭し、高らかにベルを鳴らして、5人の男性を部屋に招き入れる。着飾った男たちは、ニコライの「脱いで」の合図で、戸惑うアントニーナを横目に、自ら衣服を脱ぎ始めるのだった…。
本作は公開されるや、スマッシュヒットを記録し、SNSでは「感情崩壊する程の衝撃作」「これでもかと心をえぐる映画だった」「伝記映画に見せかけて人間の欲望を執拗に描いた作品」など話題沸騰中。今回紹介した刺激的な本編映像の続きは、劇場で確かめてほしい。ラストに待ち構える、現実と妄想の狭間でもがき苦しむアントニーナと全裸の男たちが繰り広げる、3分半に及ぶ狂乱のダンスシーンもお見逃しなく。
さらに、セレブレンニコフ監督と映画評論家の森直人氏を迎え、9月14日にシネスイッチ銀座にて開催されたトークショーの模様が、公式YouTubeにて配信中だ。監督の大ファンの森氏が、ファンならではの視点で、本作のテーマや監督のフィルモグラフィーについて掘り下げ、セレブレンニコフ監督は、ロシアにおけるチャイコフスキーの存在、ケン・ラッセル監督の『恋人たちの曲 悲愴』(70年)など、チャイコフスキーを描いた作品の変遷、サウンドデザインや美術へのこだわり、また影響を受けた日本のカルチャーなど、貴重な制作秘話やエピソードをたっぷりと語った。
『チャイコフスキーの妻』は全国順次公開中。
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