主題歌はヨルシカ書き下ろし新曲に決定! 横浜流星演じる“5つの顔”を持つ逃亡犯は、どこに向かうのか?

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『正体』
(C)2024 映画「正体」製作委員会

主題歌「太陽」がエモーショナルに彩る『正体』予告映像が公開

横浜流星を主演に、藤井道人監督が染井為人の傑作小説を映画化したサスペンス『正体』の主題歌に、ヨルシカによる書き下ろし新曲が決定した。本作より、主題歌「太陽」がエモーショナルに彩る予告映像とポスタービジュアルを紹介する。

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本作は、染井為人の同名小説を実写映画化したサスペンス・エンタテイメント。『余命10年』(22年)が興行収入30億円を超える社会現象を巻き起こし、最新作『青春18×2 君へと続く道』(24年)が日本のみならず現在アジア各国で大ヒットを記録中の藤井道人が監督を務める。

日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けた鏑木(横浜流星)が脱走した。潜伏し逃走を続ける鏑木と日本各地で出会った沙耶香(吉岡里帆)、和也(森本慎太郎)、舞(山田杏奈)、そして鏑木を追う刑事・又貫(山田孝之)——。

又貫は沙耶香らを取り調べるが、それぞれが出会った鏑木はまったく別人のような姿だった。間一髪の逃走を繰り返す343日間。鏑木の正体とは? そして顔を変えながら日本を縦断する鏑木の真の目的とは? その真相が明らかになったとき、信じる想いに涙があふれる。

今回紹介する予告映像では、殺人事件の容疑者として逮捕され死刑判決を受けるも、ある目的のために脱走し、姿や顔を変えながら潜伏している主人公・鏑木が、東京、大阪、長野の各地で出会った人々と交流を深めていく様子が描かれている。吉岡演じる沙耶香はフリーライターとして出会い、鏑木が家がないところを助けたことを機に仲を深めやがて彼の無実を信じるようになっていく。森本演じる和也は、大阪で日雇い労働者として共に働き、仕事仲間としての友情を深めていくが、次第に鏑木の正体を疑い始める。

そして山田杏奈演じる舞は、長野の介護施設で共に働き、鏑木への好意をつのらせていく。しかし、山田孝之演じる刑事・又貫が鏑木を追い詰め、銃を向けながら「なぜ逃げた…?」と問う。その時の鏑木の表情が意味するものとは?

また、ポスタービジュアルでは、逃亡し潜伏し続ける鏑木の“5つの顔“が並ぶ。振り返る彼が見つめる先にある本当の目的とは? そして彼の「正体」とは? 真相は劇場で確かめて欲しい。

本作の主題歌に、若者を中心に今や絶大な人気を誇るバンド・ヨルシカの書き下ろし新曲「太陽」が決定した。コンポーザーのn-bunaとボーカルのsuisからなるヨルシカは、物語性に富んだ楽曲が特徴的だが、「太陽」も逃亡を続ける鏑木に優しく寄り添うような歌詞となっており、見終わった者の心に作品の持つメッセージを静かに問いかけてくる。

「太陽」についてヨルシカは、「太陽をモチーフに、陽の光を蝶の羽根に見立てて詩を書きました。今ヨルシカで作りたいものと、映画の共通項を探すところから制作が始まっています。正体という映画の持つ余韻と調和する仕上がりになっていれば幸いです」とコメントを寄せている。

さらに主題歌や予告編についてキャスト4名でのインタビューを実施したところ、横浜「自分も藤井監督も好きなヨルシカさんに引き受けてもらって、この作品のとてもぴったりな、寄り添ってくれる歌を作ってくださって、歌ってくださって本当に感謝しています」、吉岡「横浜さんが本当に血のにじむような努力をされていたのを思い出しました。ラストカットのあの表情が忘れられず、鮮明に残っています」、森本「惹きつけられるいい予告でした。(山田)孝之さんの表情が忘れられないですね」、山田(杏奈)「鳥肌が立つくらいいい予告でした。ヨルシカさんの優しい歌声と、流星さんのひたすらに走っている絵にグッとくるものがありました」と期待感を煽るコメントを寄せている。

■ヨルシカ コメント全文

——本作の主題歌を務めることになったことについての感想。

他人の作品に関わることの重みをいつも感じています。映画の最後に流れる主題歌は、始まりの一音だけで作
品の持つ余韻を消し飛ばしかねないという恐怖があります。この映画の脚本を読んだ時、特にその怖さを感じ
ました。監督との打ち合わせで印象的だったのは「讃美歌」というワードです。受け取ったメッセージを壊さな
いよう丁寧に作りました。

——主題歌「太陽」にこめた想い。

太陽をモチーフに、陽の光を蝶の羽根に見立てて詩を書きました。今ヨルシカで作りたいものと、映画の共通
項を探すところから制作が始まっています。正体という映画の持つ余韻と調和する仕上がりになっていれば幸
いです。

『正体』は11月29日より全国公開。

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