ハリウッドスターもテレワーク! 素顔も垣間見えて、新たな発見も

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昨年末に婚約した時の、エマ・ストーンと婚約者デイヴ・マッカリーとのツーショット/デイヴ・マッカリーのInstagramより
昨年末に婚約した時の、エマ・ストーンと婚約者デイヴ・マッカリーとのツーショット/デイヴ・マッカリーのInstagramより

新型コロナウイルス感染拡大を受け、ハリウッドスターたちも映画やドラマなどの撮影が中断されたまま、在宅でトーク番組に出演するなど、テレワークが続いている。

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そんな中、『アベンジャーズ』シリーズでハルクを演じたマーク・ラファロが、出演を決めるにあたって、アイアンマンを演じたロバート・ダウニーJr.に背中を押されていたエピソードを『ザ・トゥナイト・ショー・ウィズ・ジミー・ファロン』で語った。

司会のジミー・ファロンともども自宅から出演したマークは、2012年に『アベンジャーズ』でハルクを演じたが、彼の前にアン・リー監督の『インクレディブル・ハルク』(08)でエドワード・ノートンが主演を務めていた。リー監督、ノートンはともにシリーズから去り、ラファロにオファーが来たのだが、「僕に何かできることがあるのかわからなかった。すでに素晴らしく出来上がっているものだと思ったから」と躊躇していたと言う。

それまでインディーズ映画にしか出演経験がなかった彼は「自分が適役とは思えない」と『アベンジャーズ』を監督したジョス・ウェドンに伝えたが、監督は「君が適役だ」と答えた。それでも不安だったラファロに電話をかけてきたのは、『ゾディアック』(07)で共演したダウニーJr.。「僕がグズグズ答えを出せずにいるって聞いたんだろう。彼は単刀直入に『ラファロ、やろう。俺たちはこれをやらなきゃ』と言ってくれた。本当にアイアンマンみたいだったよ。それで僕も『やらなきゃいけないのかな』と思うようになった」とラファロは振り返った。

その後も、脚本を読んでから出演を決めるのがポリシーのラファロの前に、事前の秘密漏洩を防ぐために情報を徹底管理するマーベルが脚本を渡すことを拒否する事態もあったが、この時もウェスドン監督が脚本の一部を見せてくれたことで内容も確認し、「最高だと思った」と納得して出演を決めたという。

スタジオで観客に囲まれてのトークと比べて、ビデオ電話で会話している感覚なのか、リモート出演するスターたちはリラックスしていて、ふと素が見えることがある。5月にリース・ウィザースプーンのYouTube番組「Hello Sunshine」に出演したエマ・ストーンの左手薬指にはシンプルな金の指輪がはめられていた。ストーンは昨年末に映画監督のデイヴ・マッカリーと婚約したが、パンデミックの影響で3月に予定していた挙式を延期した。

今回リースの番組で、彼女がはめていたのは日本人デザイナーによる真珠の婚約指輪ではなく、結婚指輪のようなシンプルなデザインのもの。外出せず家で過ごす間のメンタルヘルスについての話題で、常に不安を抱えるような相手と結婚すると、生涯精神科医とつき合う必要がある、と出演者で精神科医の博士がジョークを言うと、ストーンは「幸いなことに、私はそうなりませんでした」と過去形で語ったことから、“遠回しに結婚したことをほのめかした?”と話題になっている。