トランプ大統領が便乗動画で指導力アピール? アイコラ俳優からはクールなコメント

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『インデペンデンス・デイ』でホイットモア大統領(ビル・プルマン)が感動スピーチする場面をアイコラした動画を、トランプ大統領がリツイート
『インデペンデンス・デイ』でホイットモア大統領(ビル・プルマン)が感動スピーチする場面をアイコラした動画を、トランプ大統領がリツイート

アメリカのドナルド・トランプ大統領が16日(現地時間)、自身のツイッターに映画『インデペンデンス・デイ』の一部を使った動画をリツイートした。同作でビル・プルマンが演じたアメリカ大統領の演説シーンに自身の顔を被せた内容だ。

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ローランド・エメリッヒ監督、ウィル・スミス主演の『インデペンデンス・デイ』は1996年に公開。宇宙からの地球に侵略してきたエイリアンと人類の戦いを描いたSF大作で、7月4日のアメリカ独立記念日(インデペンデンス・デイ)にエイリアンとの対決が迫るなか、プルマン演じる大統領が国民に向けて演説する該当場面は同作のハイライトの1つだ。

「人類という言葉は、今日から我々にとって新しい意味を持つだろう」とエイリアンとの戦いについて語る演説を、新型コロナウイルス感染拡大と戦う現状に重ねる意図のようだが、オリジナルの映像と音声をそのまま使用し、プルマンの顔に大統領の顔を、その他の登場人物にマイク・ペンス副大統領や息子のドナルド・トランプJr.、テッド・クルーズ上院議員などの顔を雑にはめ込んだものだ。動画は、トランプ大統領支持者による動画アカウントで4月中旬に投稿したたものを大統領がリツイートした。

大統領の投稿についてエメリッヒ監督はコメントしていないが、自身の演技に大統領の顔をアイコラされたプルマンは「The Hollywood Reporter」誌に「私の声は他の誰でもない、私だけのものです。私は大統領選に出馬しません。今年は」とコメントした。

動画の中の大統領は顔だけはトランプ大統領だが、それ以外の部分、話す声ももちろんプルマンのものだ。