命をかけた男の友情がほとばしるバイオレンス青春映画
清⽔尋也と⾼杉真宙がW主演し、岩屋拓郎監督が鮮烈な長編デビューを飾る異色のバイオレンス青春映画『オアシス』。本作より、男の友情が胸をうつ場面写真を紹介する。
・清⽔尋也と⾼杉真宙がW主演を務めるバイオレンス青春映画『オアシス』の場面写真はこちら!
本作は、裏社会で絶望と一瞬の幸福を味わう若者たちの葛藤と暴走、やるせなさと熱さを描くバイオレンス青春映画。山戸結希、松居大悟、三宅唱、岸善幸、箱田優子ら、数多くの監督の映画・ドラマ作品に助監督として参加してきた岩屋拓郎監督が、映画企画コンペにて本企画が新人賞を獲得し、鮮烈な長編デビューを飾る。
富井ヒロト(清⽔)と金森(高杉)、そして紅花(伊藤万理華)は、幼馴染で青春時代を共に過ごした仲間だったが、ある事件をきっかけにバラバラに人生を歩むことになってしまう。数年後、社会からはみ出した富井は、ヤクザである菅原組の組員となり、組長(小木茂光)に認められ、組員の中で頭角を現す。一方、金森は荒くれものが集まる犯罪組織で喧嘩や裏稼業に明け暮れ、菅原組もうかつに手を出せないほどにその名を轟かせていた。
道が違えば殺し合う——そんな世界に身を投じてしまった富井と金森。親友だった2人は、一触即発の敵対関係となっていた。そんなある日、事件のショックで記憶喪失となり、数年前に町を去ったはずの紅花が戻ってきたことで、3人の運命は再び引き寄せられる。
2012年放送のドラマ『高校入試』以来、『渇き。』(14年)『逆光の頃』(17年)『東京リベンジャーズ2血のハロウィン編-運命-/-決戦-』などのヒット作・話題作で共演してきた清水尋也と高杉真宙。10代の頃から若手演技派として注目される一方、“この世界に入って、最初にできた友人”として、過去でも長きに渡って親交のある2人が、裏社会に生きながら絶望と一瞬の幸福を味わうリアルな若者の姿を描くバイオレンス青春映画でダブル主演を果たす。
ヒロイン・紅花を演じるのは、『サマーフィルムにのって』(20年)での演技が高く評価され、話題作『まなみ100%』(23年)『チャチャ』(24年)などの出演作が相次ぐ伊藤万理華。さらに青柳翔、窪塚俊介、松浦慎一郎、津田寛治、小木茂光ら実力派俳優が、ダークでハードな男たちの世界を彩っていく。
今回紹介するのは、熱い男の友情が胸をうつ場面写真。仲間を守るために、命をかけて闘う富井と金森。2人のバイオレンスシーンは見応えあり。また、返り血をあびて放心状態の紅花や、富井が影ながら紅花を見守り続ける姿、金森が犯罪組織のグループの中で後輩から慕われる様子も切り取られている。
『オアシス』は11月15日より全国公開。
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