『ヒルナンデス!』などレギュラー番組を多数抱えるアンジャッシュの渡部建が、不倫スキャンダルの発覚に伴い、出演自粛を申し出たことが分かった。スキャンダルの詳細が報じられる前に“先行自粛”を行うという珍しいケースが話題だ。
・深刻すぎる中国のネット炎上、言葉の暴力で自殺するタレントが相次ぐ
渡部は2017年、“美人女優”として名を馳せていた佐々木希と結婚。翌年に第1子を授かるなど、順風満帆の芸能活動を送っているように見えた。ところが6月9日、渡部は突然、レギュラー番組の出演を自粛することが明らかに。その背景には、視聴者を不快にさせるほどのスキャンダルがあったという。
翌10日、週刊文春が、渡部は複数の女性と不倫していたと正式に報道。詳細を、6月11日発売号で明らかにするとしている。
それでも、ツイッターでは詳細が分からぬまま「佐々木希」のキーワードがトレンド入り。様々な憶測が飛び交った。10日の週刊文春報道後には、「アンジャッシュ渡部」のキーワードが5万8先件以上ツイートされて、トレンド入りした。
芸能人は、イメージが大切だ。渡部の今回の行動は、芸能スキャンダルが起きてネットが炎上することがパターン化した昨今、少しでも早く炎上を鎮火し、イメージを回復しようと試みた結果なのかもしれない。しかし先行自粛という新しさが、かえって悪目立ちしたようにも思える。
悪いことなどをしたら、批判される。しかし限度もある。ネット上で名誉毀損行為を受けたと訴えて裁判を起こしたジャーナリスト・伊藤詩織さんや、『テラスハウス』出演がきっかけでネットリンチを受けて自殺した木村花さんの存在がフィーチャーされても、何かが変わる気配はない。炎上という名のネットバッシングを鎮める有効な手立ては、この先見つかるのだろうか。
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