好青年を乗せたらサイコパスに豹変! ジュリアン・ハフ主演の旧作スリラーがNetflix TOP10入り
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イアン・ソフトリー監督×ブラムハウスの『サバイバル・ドライブ』
【Netflix TOP10】Netflixがオリジナル作品やライセンス作品を対象に、視聴時間を基準に毎週の人気作品を選出する「Netflix TOP10」。今週は「日本/映画」のランキングから、『サバイバル・ドライブ』(原題:Curve)をピックアップ。2016年に全米で公開された映画で、日本では劇場未公開、同年にDVDが発売された作品だ。Netflix では10月16日に配信がスタートしたため、旧作ながら今週の4位と健闘している。
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90年代に『バック・ビート』『鳩の翼』などで高い評価を受けたイアン・ソフトリー監督と、ホラーやスリラーでおなじみのブラムハウスが組んだ作品で、主演はダンサーで女優で歌手のジュリアン・ハフが務めている。
イケメンが上裸で車を修理してくれて…
荒野を走る1台の車。結婚式を控えたマロリー(ジュリアン・ハフ)は、一人でデンバーへと移動していた。「私は幸せ」と思いながらも、内心はこのまま結婚していいのか迷っている様子だ。マロリーはデンバーへの最短ルートを行かず、遠回りする道へと進んだが、途中でエンストしてしまう。そこは民家もなく携帯も通じない場所だった。困り果てていたところにバックパッカーの男性が通りかかる。このイケメンはクリスチャン(テディ・シアーズ)と名乗り、なぜかシャツを脱いで上半身裸になりながら車を修理してくれた。マロリーはお礼を言って別れたが、好青年の彼を置いていくのは忍びなく、途中まで乗せていくことにする。
いい人そうだからと車に乗せたのが運の尽き
会話を楽しみながら、いい雰囲気でドライブを続ける2人。しかし、突然、クリスチャンが卑猥なことを口にし始める。驚いたマロリーがクリスチャンを見ると、さっきまでの爽やかな笑顔は消え、陰湿で狡猾な顔に豹変していた。彼は再び卑猥なことを言うと、マロリーを脅しにかかる。車内でもみあいになった二人は崖から転落し、マロリーは逆さまの車内に閉じ込められてしまう。
サイコパスから逃れられるのか?
ここからサイコパスの毒牙にかかったマロリーのサバイバルが始まるが、案外とタフなところを見せる。一方、変質者のクリスチャンはマロリーを執拗に追い詰めていく。はたして彼女は助かるのか?
マロリーが車を走らせるシーンで、ロクセットのヒット曲「Listen To Your Heart」が何回か流れるが、どこか懐かしくて感傷を誘う。そもそも人気のない場所で見知らぬ男を車に乗せるのが間違いだし、サイコパス男の行動もいまひとつ謎で、つっこみどころも多い作品だが、映像と音楽もよいので意外と楽しめる。(文:K)
【Netflix日本Top10(映画)/10月14日~10月20日】
1位『ミステリと言う勿れ』
2位『沈黙のパレード』
3位『戦と乱』
4位『サバイバル・ドライブ』
5位『プラットフォーム2』
6位『トラブルバスター』
7位『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE』
8位『オットーという男』
9位『ロスト・イン・シャドー』
10位『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』
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