指先は胸を撫で、恍惚の表情を浮かべる…怪しげな宿泊客との交流が“禁断の快楽”に誘う『エマニュエル』予告編
#アンソニー・ウォン#ウィル・シャープ#エマニエル夫人#エマニュエル#オードレイ・ディヴァン#ジェイミー・キャンベル・バウアー#ナオミ・ワッツ#ノエミ・メルラン#映画
エマニュエルがかつてない“快感”に溺れる予告編&日本版ポスター公開
全世界を官能の熱狂で包んだ『エマニエル夫人』(74年)を新解釈で現代に蘇らせた『EMMANUELLE』が、邦題『エマニュエル』として、2025年1月10日より全国公開される。本作より、新生・エマニュエルがかつてない“快感”に溺れる予告編と日本版ポスターを紹介する。
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エマニエル・アルサンによる官能文学の傑作「エマニエル夫人」。1974年にはジュスト・ジャカン監督×シルヴィア・クリステル主演で映画化され、全世界を熱狂で包んだ。日本では、官能シーン満載なのに一般映画として公開され、大人はもちろん女子高生までもが劇場に押し寄せ、大ヒットを記録した。あれから50年の時を経て、新生『エマニュエル』が誕生する。
エマニュエルは仕事でオーナーからの査察依頼を受け、香港の高級ホテルに滞在しながらその裏側を調べ始めるが、ホテル関係者や妖しげな宿泊客たちとの交流は、彼女を禁断の快楽へといざない——。
舞台を現代に変えて、観る者にめくるめく興奮と陶酔、さらには幸福感までも与えるエロティシズムを、大胆かつ刺激的に描き切った監督は、フランス映画界で最も重要な存在の一人となったオードレイ・ディヴァン。前作『あのこと』(22年)が世界で絶賛され、ヴェネチア国際映画祭金獅子賞、ルミエール賞作品賞を受賞し、英国アカデミー賞、セザール賞の監督賞にノミネートされた。その恐るべき才能が、誰もが初めて体感・体験する、全く新しい官能映画を完成させ、全世界・全世代・全セクシュアリティを翻弄する。
主演を務めるのは、『燃ゆる女の肖像』(20年)『TAR/ター』(23年)など多くの話題作で忘れ難い輝きを放ったノエミ・メルラン。共演は『インポッシブル』(12年)でアカデミー賞にノミネートされたナオミ・ワッツや、配信ドラマ『Giri/Haji』への出演や『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』(21年)の監督などで注目されたウィル・シャープ、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』(10年)『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のジェイミー・キャンベル・バウアー、『インファナル・アフェア 無間序曲』(03年)の香港の国民的俳優アンソニー・ウォンら国際色豊かなキャストたち。
本作は、第72回サン・セバスティアン国際映画祭でオープニング作品としてワールド・プレミアが行われ話題を呼んだ。さらに、日本では11月1日夜に第37回東京国際映画祭のガラ・セレクション部門でのアジアン・プレミアも決定し、上映後には監督のオードレイ・ディヴァンが来日してのトークも行われる予定だ。
今回紹介する日本版ポスターでは、ノエミ・メルラン扮する“新生”エマニュエルが、裸体でベッドに横になる様子が切り取られている。エロティックに魅了しながらもどこか儚さも感じさせる上品さ漂うビジュアルとなっており、かの有名な籐椅子に腰かけ挑発的な視線を送るあのエマニエル夫人とはまた異なる魅力が印象的だ。
予告映像では、彼女が仕事で滞在しながら査察をすることになった香港の高級ホテルで、謎の男ケイ・シノハラ(ウィル・シャープ)と出会い興味を惹かれ、さらにはホテルに集う妖しげな人々と交流を重ねることで、自身の内なる欲望を解放させていく様子がサスペンスフルに描かれている。
飛行機内で男性を誘い、現地で出会う女性から性の手ほどきを受けるカットは、かつての『エマニエル夫人』を彷彿とさせるが、今作では舞台をバンコクから香港のラグジュアリーなホテルに移し、夫人だったエマニュエルは仕事を持つ自立した1人の女性となり、心揺らしながらも、自身の“快感”を追い求め行動する様子が描かれる。果たして彼女は“真の快感”に辿りつけるのか? 誰もあけたことのない扉が、今開かれる──。
『エマニュエル』は2025年1月10日より全国公開。
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