櫻井海音がイベント中に実年齢を公表!? 観客も報道陣も大混乱のなか「この作品に賭けているので…」

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『【推しの子】-The Final Act-』
(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・東映 (C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・2024 映画【推しの子】製作委員会
『【推しの子】-The Final Act-』
『【推しの子】-The Final Act-』
『【推しの子】-The Final Act-』
『【推しの子】-The Final Act-』
『【推しの子】-The Final Act-』
『【推しの子】-The Final Act-』
『【推しの子】-The Final Act-』
『【推しの子】-The Final Act-』
『【推しの子】-The Final Act-』

櫻井「実写化することに対する“怖さ”から、逃げなくて良かった」

映画『【推しの子】-The Final Act-』公開前日に前夜祭イベントが開催され、主演の櫻井海音(アクア役)、共演の齋藤飛鳥(アイ役)、齊藤なぎさ(ルビー役)、原菜乃華(かな役)、茅島みずき(あかね役)、あの(MEMちょ役)、金子ノブアキ(五反田泰志役)に加え、ドラマ・映画ともに総合監督を務めたスミス監督が一堂に集結した。

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昨年11月のクランクインからおよそ1年。2024年の締めくくりを華々しく飾る本作の公開を、万感の思いを胸に抱いたキャスト陣とともに見届けようと、多くの観客と報道陣が詰めかけた場内。盛大な拍手に迎えられ、それぞれ自身が演じたキャラクターのテーマカラーをあしらった艶やかな衣装に身を包んだ面々が颯爽と登壇すると、黄色い声援が会場中に響き渡った。

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かねてから原作の大ファンであり、“この役は僕以外にやらせたくない”と圧倒的熱量をもって出演を決意したという櫻井は、込み上げる感情に少し言葉を詰まらせつつ、「オファーをいただいたのが約2年前。撮影が約1年前。その時に感じていたプレッシャーだったり、これだけの人気作を実写化することに対しての“怖さ”みたいなものから逃げなくてよかったなと、ここに立ってより強く感じています。皆さんにようやくお届けできることが何より幸せですし、世界中に広まっていってほしいという気持ちです」と語り、世界中からの期待と重圧を背負いながらも、【推しの子】と向き合い続けた充実の日々を笑顔で振り返った。

そんな櫻井演じるアクアの母であり、ドラマ第1話で非業の死を遂げる伝説のアイドル・アイを熱演した齋藤飛鳥は、「とてつもない人気作品なので、“賛否”についてはスミス監督はじめみんなで覚悟していました」と切り出し、「その中でもアイは特別な気がしていて。最強で無敵な存在のアイを生身の人間が演じるということに、撮影から今日まで変わらず緊張の糸が張りつめられているなと感じます」としみじみ。

『【推しの子】-The Final Act-』

先月行われたワールドプレミアでは出演オファーを一度辞退していたことを明かした齋藤だが、改めて反響の高さに触れ、「原作者、原作ファン、そして初めて【推しの子】に触れる方すべての方に、最大限の敬意をもって誠心誠意みんなで作り上げてきた作品です。ドラマシリーズや映画で、その覚悟が皆さんに何かしらの形で受け取っていただけるのであれば幸せです」と胸中を明かした。

ルビー役の齊藤なぎさ、有馬かな役の原菜乃華、MEMちょ役のあのは、3人によって結成された劇中アイドルグループ「B小町」が披露する3曲のオリジナル楽曲についてトークを展開。【推しの子】ドラマ&映画公式YouTubeチャンネルにて、総再生回数約500万回(12月19日時点)を記録している「我ら完全無敵のアイドル!!」、「トワイライト」、そして映画のエンディングソングに起用された「SHINING SONG」についての思い入れを語った。

齊藤なぎさは「3人とも『SHINING SONG』は特に好きですし『我ら完全無敵のアイドル!!』はSNSで踊ってくださる方も多くて、私たちも踊っていて楽しいんです! でもジャンプの振りが多くて曲終わりにはすごく息切れしました(笑)」とユーモアを交えてコメント。

原は「実は、B小町のデビューライブから有馬かなの卒業ライブまでの撮影期間が1週間しかなくて…(笑)。練習は本当に大変でしたが、『SHINING SONG』を聞くと、涙が出てしまうくらい色々な記憶が蘇ります」と思いの丈を明かした。

あのは「『トワイライト』は、ドラマの中ではあるものの本物のMVの撮影をしているような不思議な感覚があって、撮影しながらもワクワクしていました。撮影時はB小町の2人とも出会ったばかりで、最初はコミュニケーションもぎこちなかったけど、みんなすぐ仲良くなりました!」と3人の関係性についても触れた。

『【推しの子】-The Final Act-』

12月27日に放送予定の音楽特番『ミュージックステーションSUPER LIVE 2024』(テレビ朝日系)への出演も控えるB小町の3人。「毎回会うたびに、どうしよう…って(笑)。自信は…あり…ます。頑張ります!」と齊藤が口ごもりながらも先陣を切ると、原とあのも、「絶賛練習中…です!」と力強く意気込みを語った。

イベント終盤では、物語のカギとなる劇中映画『15年の嘘』にちなみ、豪華キャスト陣が「最近ついた嘘」を赤裸々告白。撮影現場で思わずカッコつけてしまったという金子、芸能人からのご飯のお誘いの上手な交わし方をレクチャーするあの、本作の撮影中に櫻井と仲良くなるためアプリゲームにハマっているという嘘をついた茅島、子役時代にオーディション合格のため未経験なことも「全部できます!」と答えていた原、実家の愛犬に可愛い嘘をついてしまった齊藤と、次々と“嘘”が暴露される。

そんな中、齊藤(飛鳥)は静かに「26年の嘘」と書いたフリップを提示。「生まれてこのかた、ずっと嘘をついてきたなと。毎日日常的に嘘をついているので、真実の姿は誰も知りません」とミステリアスな空気を漂わせ、キャスト陣からも「カッコいい!」と声援が飛ぶ。

最後に櫻井が満を持して「僕、23歳と公表しているんですが、実は29歳なんです!」と独白すると、会場は騒然。観客も報道陣も大混乱のなか、「この作品に賭けているので、事務所にもOKいただいて発表しました」と続けるが、スミス監督から「何年生まれ? 干支は?」と追及されると、「えっと…すみません嘘です。本当は23歳です。変な嘘で変な空気にしてしまい申し訳ございませんでした」と白状。場内は爆笑の渦に包まれた。

『【推しの子】-The Final Act-』

最後に、ドラマ・映画ともに総合監督を務めたスミス監督は「アクアとルビーとカミキヒカルが最期に何を残すのか。ドラマを見た人はめちゃくちゃ面白く、見ていない人も映画を見たらドラマを見たくなると思います。エンドロールがめちゃくちゃ良い出来なので、絶対立たないで最後まで見ていただきたいです!」と見どころを熱くアピール。

櫻井も「『【推しの子】』に対して誠意をもって向き合ってきた想いみたいなものをようやくみなさんにお届けできるということが、何よりも嬉しいです。見終わった後に、皆さんの気持ちを何か動かせたらいいなという思いで作っていましたので、ぜひ最後まで楽しんでほしいです」と大ヒットに願いを込めると、場内からは万雷の拍手と大歓声が送られた。

映画『【推しの子】-The Final Act-』は現在公開中。