阿達慶、17歳で挑んだ初めての映画は「濃かったです」池田エライザと共演した『リライト』撮影を振り返る

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『リライト』
(C)2025『リライト』製作委員会
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『リライト』ティザービジュアルとデートシーン写真が公開に

池田エライザが主演を務め、ジュニア・阿達慶が映画初出演する『リライト』より、未来人の彼と「私だけの物語」がはじまる予感を感じさせるティザービジュアルとデートシーン写真を紹介する。

・阿達慶、300年後の未来からやってきた転校生に? 松居大悟監督『リライト』で映画初出演

本作は、数々の青春映画で若い世代から圧倒的支持を集める監督・松居大悟と、“時間もの”で高い評価を獲得している脚本・上田誠が初タッグを組み、“史上最悪のパラドックス”として話題となった法条遥「リライト」を映画化した新感覚〈タイムリープ✕青春ミステリ〉。『時をかける少女』へのオマージュを込めて、オール尾道ロケを行い、時をかける“タイムリープ”作品の中に、瑞々しい高校時代の青春と、謎を散りばめたミステリを織り交ぜる。

高校3年の夏、転校生の保彦がやってきた。彼はある小説を読み、憧れて、300年後からタイムリープしてきた未来人だった。秘密を分け合った美雪は、彼と時間を重ねていくうちに恋に落ちた。

7月21日、運命が大きく動く。未来人の彼からもらった薬を使って、10年後の自分に会うためタイムリープする美雪。未来の美雪は1冊の本を見せ、「あなたが書く小説。…絶対書ける。私に書けたんだから」と言葉をかける。それは、未来で彼が出会う小説。「私が書く!?」。タイムリープから戻った美雪は、未来へと帰っていく彼を見送った。「この夏の彼と私の物語を書き、必ず時間のループを完成させる」という約束を交わし。

10年後、小説家になった美雪は、ようやく出版にこぎつけたあの物語を手に帰省する。10年前からやってくる自分に見せるために。運命の日、いくら待っても高校生の美雪は来なかった…。なぜ来なかった? 謎を探る中で同窓会に参加するが、やがて同級生から驚愕の真実を告げられるのだった─。

主人公・美雪を演じるのは、多くの映画やドラマに出演し、最近では『地面師たち』や『海に眠るダイヤモンド』での好演も話題の俳優・池田エライザ。高校時代とその10年後の美雪を鮮やかに演じ分ける。そして300年後の未来からやってきた転校生・保彦を演じるのは、ジュニアとしても活動している今注目の阿達慶。舞台やコンサートで活躍する中、映画初出演ながらも“未来人”という難しい役どころを丁寧に演じる。

今回紹介するティザービジュアルでは、教室の窓辺で背中合わせに佇む美雪と保彦の姿が切り取られている。「『私だけの物語』のはずだった」というキャッチコピーとともに、未来人の保彦と「私だけの物語」がはじまる予感、そして眩い光がタイムリープを感じさせる仕上がりになっている。

また、美雪と保彦のデートシーン写真には、ふたりが尾道の町を見下ろす高台のベンチで風鈴を片手に見つめ合う、微笑ましい姿が映し出されている。瑞々しく爽やかな尾道の風景を背に、未来からやって来たというミステリアスな保彦の秘密から育まれた恋心が印象的に映る1枚だ。

時をかける“タイムリープ”作品としてオール尾道ロケを行った本作。役作りや、ロケ地・尾道について、池田エライザ、阿達慶からコメントが到着した。

■池田エライザ

この『リライト』という世界の中で暮らすこと自体は全然違和感がなかったのですが、未来人やタイムリープなど、突如起こる様々な出来事に対しては逆に経験値がゼロだったので、それはもう現場に行って、阿達(慶)くんに会ってみないとわからないなと。そこについては松居監督が深く考えてくれているだろうから、私は美雪としてただそこにいればいいのかなと思いました。

美雪がお母さんと住んでいた、坂の上にある家がたまらなく好きでした。背後が山で、美雪の部屋からは都会の光が見えて、海も、沈んでいく太陽も、虹も見られました! 作りものではない、そのものの美しさを感じられる場所でした。

■阿達慶

300年後から来た未来人ですが、300年後っぽいことはしないよう心がけました。脚本を読んで、心や、人と接した時の感情は、300年後も今と変わらないなと思ったので、今の自分と切り離さないようにしたいなと思いました。2023年夏、17歳で挑んだ初めての映画、濃かったです。

海沿いを美雪と歩く場面が、ザ・青春!という感じでとても好きです。保彦が堤防に飛び乗る動きが、青春だなって思いました。オフの日はホテルで電動自転車を借りて尾道ラーメンを食べに行きました!

『リライト』は2025年初夏公開。