『はたらく細胞』が約60億の大ヒット
【興収レポート】1月に入っても『はたらく細胞』が好調だ。人気マンガを永野芽郁、佐藤健で実写映画化した作品。週末動員ランキングを見ると、1月3~5日が1位、10~12日が2位、17~19日が4位、24~26日が4位。26日時点の興収55.4億円をあげている。正月映画ナンバーワンヒットの成績で、ワーナー・ブラザース映画が手掛けた日本映画では『るろうに剣心 京都大火編』(52.5億円)を上回り歴代新記録となっている。
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ちなみに、正月映画で続くヒット作が『モアナと伝説の海』(49億円)、『グランメゾン・パリ』(31.3億円)、『劇場版ドクターX』(31.1億円)となっている。
1月公開作の1位は『機動戦士Gundam GQuuuuuuX Beginning』(14.3億円)。「エヴァンゲリオン」シリーズのスタジオカラーと「ガンダム」シリーズを手がけるサンライズがタッグを組んだアニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」の劇場先行上映版。日本テレビ系列で放送予定のテレビシリーズから一部話数を劇場上映用に再構築した。スタジオカラー代表の庵野秀明も脚本、デザインワークス、絵コンテに参加している。
2位は『366日』。沖縄出身のバンド「HY」の同名楽曲をモチーフに、沖縄と東京を舞台に20年の時を超えて織りなされる純愛を赤楚衛二、上白石萌歌で描く。監督は『ただ、君を愛してる』『四月は君の嘘』の新城毅彦。公開後にしり上がりで興収を伸ばしているのが特徴で、口コミで評判が広がっている表れだ。1週目週末(1月10~12日)が1億5011万円、2週目週末(1月17~19日)が2億328万円、3週目週末(1月24~26日)が2億4178万円。26日時点で9.7億円と、ヒットの目安10億円にあと一歩と迫っている。
3位は『劇映画 孤独のグルメ』(7.2億円)。原作・久住昌之、作画・谷口ジローによる同名漫画を実写化し、長年にわたり人気を集めるテレビドラマ「孤独のグルメ」シリーズの劇場版。主演の松重豊が自ら監督を務め、主人公・井之頭五郎が究極のスープを求めて世界を巡る姿を描く。(文:相良智弘/フリーライター)
[2025年1月の公開作ランキング]
1位『機動戦士Gundam GQuuuuuuX Beginning』14.3億円
2位『366日』9.7億円
3位『劇映画 孤独のグルメ』7.2億円
(ムビコレ調べ。1月26日時点)
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