岡田准一主演のシリーズも年内配信! Netflixランナップ発表会にて明かした誕生秘話とは?
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YouTube発の問題作と、ヤンキーたちの恋愛リアリティーショー
Netflixは、2月12日に、2025年に日本で実写配信されるタイトルを紹介するラインナップ発表会「Next on Netflix 2025」を開催。シリーズ作品6本と映画3本、恋愛リアリティシリーズやコメディなど脚本がない作品全般を指すアンスクリプテッド作品4本の計13本を一挙に紹介した。
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ラインナップ紹介に続いて、トークパネルを実施。まず登壇したのは『罵倒村』のプロデュース・演出を務める佐久間宣行だ。
『罵倒村』 プロデュース・演出を務める佐久間宣行
手がけた『トークサバイバー!』シーズン3が昨年Netflixで配信された佐久間だが、今年配信される『罵倒村』は、自身のYouTubeチャンネル・NOBROCK TVで人気を博した企画をNetflixで新たに制作した意欲作。
「罵倒される理由があるような、昔やらかしちゃった芸人さん達が呪われた村で罵倒されてサバイブしていくという企画です。Netflixで更にスケールアップしてサバイバルシステムで行く先々で様々なかたちで様々な芸能人から罵倒されるというものになってます。見ごたえのある仕上がりになっていると思います」(佐久間)
『ラヴ上等』プロデューサーのMEGUMI
続いてMEGUMIを迎え、ヤンキーたちの恋愛リアリティシリーズの『ラヴ上等』についてトーク。MEGUMIはこの作品にプロデューサーとして関わるが「ヤンキーの方のキュートなギャップの部分が見えたらいいなと思っていて、番組で存分に発揮できるように準備しております。あと、皆さんの言葉がめちゃくちゃ痛快なんですよね。元気が出るのでそのあたりも注目していただきたいです」と制作中の裏側を語った。
プロデューサーとしての挑戦について「手探りな部分もありますが、面白さの部分を制作の方と話しているうちにフッと沸いてくることがあって、これが企画会議の面白さなんですね」と話すと、たくさんの番組を手掛けてきた佐久間も「ひらめき待ちの地獄の時間というのがあるんですよね(笑)」と笑いを誘った。
草彅剛と樋口真嗣監督が約20年ぶりにタッグを組む
次に登壇したのは4月23日に配信開始の映画『新幹線大爆破』の樋口真嗣監督。本作の原作は、1975年に公開された佐藤純彌監督による同名映画作品だが、樋口監督はこの作品に深い思い入れがあった。「小学3年生の時に初日に見に行って以来、50年間好きな作品です。レーザーディスクのジャケットデザインも手がけさせていただいたことがあり、人生で選ぶ3本の映画のうちの1本に入るほどです」と語る。
本作の主人公は、はやぶさの車掌・高市。「車掌は乗客との接点が最も多く、責任も重い。昔に比べて乗務員の人数が少ないことも考慮し、よりドラマ性の高い人物として設定しました」と語る。車掌・高市を演じる草彅剛とは、『日本沈没』以来20年ぶりのタッグとなる。「草彅さんが他作品で素晴らしい演技をするたびに、自分が撮れないことが悔しかった」と明かし、久々の共演に感慨深い様子だった。また、草彅の演技について「20年分の人生の深みが加わり、鉄道人としての耐える芝居が印象的だった」と絶賛した。さらに、あるアクションシーンでは無理をさせたことを謝罪しつつも、草彅氏がその要求に応えてくれたことに感謝を述べた。
監督が岡田准一からのオファーを即決した理由
最後に登場したのが、11月に配信スタートするシリーズ『イクサガミ』の藤井道人監督と、主演・プロデューサー・アクションプランナーの岡田准一。先日のキャスト解禁時にはSNSでトレンド入りを果たすなど、すでに大きな話題を呼んでいる本作だが、企画は、Netflixコンテンツ部門 髙橋信一が岡田にプロデューサーとしての参加を提案したことから始まった。
(左から)Netflixコンテンツ部門 髙橋信一、岡田准一、藤井道人監督
岡田は原作小説について、「原作者の今村さんの作品は以前から拝読しており、時代劇を継承しながら現代の視聴者にどのように伝えていくかを常に模索され戦われている姿勢にすごく敬意を抱いていました」と明かし、本作の映像化にあたっては、幅広い世代が楽しめるエンターテインメント性を備えた作品として、「新たな時代モノの道を切り拓くことができるのではないか」との可能性を感じたという。
そのうえで岡田は「黒澤明監督が39歳で『羅生門』を制作したように、上の世代の知見を借りつつ、若い世代のエネルギーとともに時代モノと向き合うことが重要だと考え、藤井監督の参加は不可欠」と判断。藤井道人監督へのオファーに繋がった。
岡田のビジョンに強く共鳴した藤井監督は、「これまで自分が生きていない時代を描く経験はありませんでしたが、原作が非常に魅力的で、エンターテインメント性をしっかり捉えた作品だと感じました」と語り、オファーを即決したことを明かした。
制作の上で最も大切にしていたのは、「様式美や精神を継承しながら、新しいものへ再構築・アップデートを果たす」ことだった。その中でも特にこだわったのが“キャラクター”であり、そのキャラクターを演じる俳優陣には、日本屈指のオールスターキャストが集結した。
キャラクターを描くにあたり、岡田は「物語上のゲーム性だけでなく、それぞれの人生や背景を折り込みながら、どのようにキャラクターを立てていくかを重視し、脚本は何度も作り直しました。日本、そして世界中の人々が理解しやすいキャラクターを意識し、衣装や武器、役者のトレーニングも考慮しながら構築していきました」と振り返る。脚本づくりやキャスティングといった準備段階から徹底的にこだわり抜かれた本作は、新たな時代モノの可能性を追求する試みとして、岡田と藤井監督の強い想いのもとで制作が進められている。
【2025年ラインナップ】
Netflixラインナップ発表会「Next on Netflix 2025」
《シリーズ》
Netflixシリーズ『阿修羅のごとく』(独占配信中)
Netflixシリーズ『グラスハート』(2025年7月 世界独占配信)
Netflixシリーズ『ソウルメイト』(2025年8月 世界独占配信)
Netflixシリーズ『今際の国のアリス シーズン3』(2025年9月 世界独占配信)
Netflixシリーズ『匿名の恋人たち』(2025年10月 世界独占配信)
Netflixシリーズ『イクサガミ』(2025年11月 世界独占配信)
《映画》
Netflix映画『Demon City 鬼ゴロシ』(2025年2月27日 世界独占配信)
Netflix映画『新幹線大爆破』(2025年4月23日 世界独占配信)
Netflix映画『 10DANCE』(2025年12月 世界独占配信)
《アンスクリプテッド》
Netflixリアリティシリーズ『オフライン ラブ』(世界独占配信中)
Netflixコメディ『罵倒村』(2025年 世界独占配信)
Netflixシリーズ『ファイナルドラフト』(2025年 世界独占配信)
Netflixリアリティシリーズ『ラヴ上等』(2025年 世界独占配信)
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