「アイドルよりもアイドル」なパンダ!? 韓国中を虜にした“フーバオ”の愛くるしさにメロメロ、別れに涙

#ドキュメンタリー#パンダ#フーバオ#動物映画#韓国

(C)2024 ACOMMZ and EVERLAND RESORT. All rights reserved
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コロナ禍に韓国で生まれた最初のジャイアントパンダ・フーバオ。韓国で「スーパースター」と呼ばれた人気者と、その飼育員たちの出会いから別れまでの1354日間を記録したドキュメンタリー『私の親愛なるフーバオ』。その一端がかいま見える、愛くるしい写真が公開された。

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韓国の愛くるしいスーパースター、その出会いから別れまで

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2016年に中国から韓国へ貸与された愛宝(アイバオ)と楽宝(ローバオ)。自然繁殖により、2020年7月20日、コロナ禍に韓国で生まれた最初のジャイアントパンダが福宝(フーバオ)だ。

韓国最大のアミューズメントパークとも言われる「エバーランド」で生まれ、生まれた瞬間から注目の的となった。

フーバオ=「幸せを与える宝物(福宝)」という名前のとおり、パンデミックの時期に多くの人々に心温まる慰めと癒しを与えた彼女は、韓国ではたちまち「スーパースター」と呼ばれる存在になる。

そのスター性は本作の監督、シム・ヒョンジュンは「アイドルよりもアイドル、芸能人よりも芸能人だったかもしれない」と語るほどだ。

さらにはTXTのヨンジュン、Red Velvetのスルギといったアイドルからも熱い視線と愛を受けた彼女と両親、そして2022年に誕生した妹たち(睿宝=ルイバオ、輝宝=フイバオ)の姿は、PPUPPA TVというyoutubeチャンネルで配信され、彼女たちとともに、彼女たちを世話する飼育員たちをも有名にした。

それが、韓国では「フーバオのおじいちゃん」として知られるカン・チョルウォン飼育員、陽気なムードメーカーであるソン・ヨングァン飼育員たちだ。

バオ一家に格別の愛情を注ぐ彼らと、バオファミリーのほほえましい姿が本作内にはあふれている。

今回公開された写真には、双子のルイバオ・フイバオを軽々と持ち上げるカン飼育員が切り取られたどこかコミカルな一枚や、花冠をつけたフーバオをこのうえなく優しい視線で見つめるソン飼育員との1枚も。

また、フーバオのために作ったハンモックに揺られた2人が笑顔を見せるカットや、フーバオがカン飼育員に「おじいちゃん」と今にも話しかけそうなカットも。

フーバオは4歳になる2024年、中国へ帰国する。本作ではファンたちが悲しみに暮れるなか、フーバオの幸せを願いって準備を粛々と続けながらも、心の揺れる飼育員たちの姿も映し出される。動物好きのハートも、待ちかいなく揺るがす作品となるだろう。

『私の親愛なるフーバオ』は、2025年4月18日より全国公開。

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