草彅剛主演×白石和彌監督『碁盤斬り』がフランスで大ヒットスタート! 日本映画として過去にない規模で宣伝も展開

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(c)2024「碁盤斬り」製作委員会
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フランスのレビューサイトによる出口調査で10点満点中8.1点の高評価

草なぎ剛が第48回日本アカデミー賞の優秀主演男優賞、清原果耶が優秀助演女優賞を受賞した、白石和彌監督初の時代劇『碁盤斬り』が、3月26日にフランス全土220スクリーンで公開。5日間の動員が4万2062人、興行収入37万960ドル(33万9239ユーロ)の大ヒットスタートを切った。

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本作は、古典落語の名作をもとに描く、武士の誇りを賭けた感動のリベンジ・エンタテイメント。草なぎが冤罪に貶められた浪人・柳田格之進役に挑み、時代劇を初めて手掛ける白石和彌監督との強力なタッグが実現した。共演には清原果耶、中川大志、奥野瑛太、音尾琢真、市村正親、斎藤工、小泉今日子、國村隼ら錚々たる顔ぶれが集結する。

浪人・柳田格之進は、身に覚えのない罪をきせられた上に妻も亡くし、故郷の彦根藩を追われ、娘の絹とふたり、江戸の貧乏長屋で暮らしている。しかし、かねてから嗜む囲碁にもその実直な人柄が表れ、嘘偽りない勝負を心掛けている。

ある日、旧知の藩士により、悲劇の冤罪事件の真相を知らされた格之進と絹は、復讐を決意する。絹は仇討ち決行のために、自らが犠牲になる道を選び…。父と娘の、誇りを賭けた闘いが始まる。

本作のフランス語タイトルは『LE JOUEUR DE GO』(碁プレイヤーの意味)。TVCMの放映や、地下鉄ホームにポスターが掲出されたりと、日本映画としてこれまでにない規模の宣伝展開が実施されている。

フランス配給を手掛けるアートハウス・フィルムズは、これまでも多彩な日本映画をフランスに紹介してきたが、本作は『不思議の国のシドニ』(23年)の4万776人、『浅田家!』(20年)の3万8257人、『HOKUSAI』(20年)の3万8240人を超え、同社史上最高の動員を記録した。

また、フランスのレビューサイト「L’Echo du Public」の出口調査では10点満点中8.1点という非常に高い観客評価を獲得している。

本作は、昨年にイタリアで開催されたヨーロッパ最大のアジア映画祭「ウディネ・ファーイースト映画祭」で批評家により選出されるブラック・ドラゴン賞(Black Dragon Audience Award)を受賞するなど海外でも高く評価されており、すでに北米や韓国での配給も決まっている。

『碁盤斬り』は「Amazon Prime Video」と「U-NEXT」で配信中。