第30回『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2020』が、9月18日から5日間にわたって開催されることが明らかにされた。合わせて、アニメーターの安彦良和氏が手がけた映画祭のキービジュアルが披露された。
・ゆうばり国際映画祭「ニューウェーブアワード」受賞 松岡茉優インタビュー/2015年記事
また、『宇宙戦艦ヤマト』や『勇者ライディーン』『超電磁ロボ コン・バトラーV』『無敵超人ザンボット3』を手がけた安彦氏の手による本映画祭のキービジュアルが完成。躍動感あふれるタッチで、夕張市のマスコットキャラクター「メロン熊」と翼の生えたトラが戦う中、人々が逃げまどう…というファンタスティックな世界が強く打ち出されている。
安彦氏は「メロン熊にやられました。『絶対描く』と心に決めて描きました。こんなのがいたんですね、夕張には。ゆるくない(これ、もしかして北海道弁?)ゆるキャラ。北海道出身者なのに知りませんでした。ほかにも魅力一杯の夕張。負けるな!(コロナにも!)」とエールを送っている。
また同映画祭実行委員長の上田博和氏は「北海道発の<世界で一番、楽しい映画祭>を目指し、映画人と映画を愛するファンの方々、すべての方々にファンタスティックと感じてもらえるようなメインビジュアルをお願いするには、同じ北海道出身であるレジェンドの安彦先生をおいてはいないと思い、事務局の総意で先生にご依頼した」とコメント。30回目にして初となるオンライン映画祭開催に向けて、期待を込めた。
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