カニエ・ウエスト、大統領選挙への出馬を宣言！ E・マスクも支援表明

#選挙 2020.07.06

7月4日（現地時間）、アメリカ合衆国独立記念日にラッパーのカニエ・ウエストが11月に行われる大統領選挙への出馬をTwitterで宣言した。

「私たちは今、神を信じ、私たちのヴィジョンを統一し、未来を築いていくことで、アメリカの約束を実現させなければならない。私は合衆国大統領に立候補する！」とアメリカ国旗である星条旗の絵文字と「#2020VISION」のハッシュタグを付けたツイートには1日で100万を超える「いいね」が寄せられた。

このツイート内容が実現するのであれば、カニエは現職のドナルド・トランプ大統領と民主党の候補指名が確実視されるジョー・バイデン氏と大統領の座を争うことになる。

出馬宣言ツイートには「テスラ」「スペースX」CEOのイーロン・マスクが「君を全面的にサポートする！」とリプライ。カニエは数日前にマスクとのツーショットをツイートし、そちらにもマスクはリプライしていて仲の良さがうかがえる。カニエ当選の暁にはファーストレディとなる妻のキム・カーダシアン・ウエストは出馬宣言ツイートに星条旗の絵文字を付けてリツイートしてサポートを表明している。

カニエが大統領選への意欲を示すのは初めてではなく、2015年にも2020年の大統領選出馬に言及したことがある。MTVビデオミュージックアワード授賞式でカニエは「もし勝ったら、全員にYeezy（カニエとadidasコラボ・スニーカー）をあげる」という公約（？）も披露していたが、結局はトランプ候補支持を表明、トランプ大統領誕生後にはホワイトハウスを訪問し、大統領と対話もしている。今年4月にも「11月の大統領選ではトランプ大統領に投票する」と公言したばかり。

最近は毎週日曜に屋外礼拝を開催し、宗教団体設立を目指しているカニエ。6月にはキムとともに「ブラック・ライヴズ・マター（BLM）」運動の発端となったジョージ・フロイドさん、ブリオナ・テイラーさんをはじめ、人種を理由に不当に命を奪われた犠牲者たちの遺族に200万ドルを寄付し、シカゴではBLMを訴える抗議デモに参加した。

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