興行通信社より、週末の映画興行収入ランキング(7月11日・12日)が発表された。ジブリ映画の『千と千尋の神隠し』(01年)、『もののけ姫』(97年)、『風の谷のナウシカ』(84年)が、3週連続でトップ3を席巻している。
ジブリ映画強し! 『千と千尋の神隠し』などが2週連続トップ3独占
TOHOシネマズは、政府が4月に発令した新型コロナウイルス(以下、コロナ)の感染拡大防止に伴う緊急事態宣言の解除後、全国で営業を順次再開。新作映画の公開延期を受け、過去の人気映画を展開している。6月下旬からは「一生に一度は、映画館でジブリを。」と題し、宮崎吾朗監督の『ゲド戦記』を含むジブリ映画4作品を全国上映中だ。
上映第1週目の同ランキングでは『千と千尋の神隠し』が首位、『もののけ姫』が2位、『風の谷のナウシカ』が3位を記録。2週目に引き続き、上映3週目も上記3作が再びトップ3にランクインした(順不同)。『ゲド戦記』も10位に入る健闘を見せている。平日でも、7月3日にオープンしたTOHOシネマズ池袋で実施された『もののけ姫』の轟音上映などで満席(通常の50%の動員数)になる回があり、ジブリ人気の高さがうかがえる。
公開初週の吉野北人(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)主演の『私がモテてどうすんだ』は4位、「SAW」シリーズの脚本家リー・ワネルが監督・脚本をつとめたサイコ・サスペンス『透明人間』は5位、ケルヴィン・ハリソン・Jrとテイラー・ラッセルがW主演の『WAVES/ウェイブス』は9位。公開2週目の長澤まさみ主演『MOTHER マザー』は、6位から8位へランクダウンしている。
今週末は山崎賢人主演の『劇場』、賀来賢人や伊藤健太郎らが出演する『今日から俺は!! 劇場版』、山田孝之主演の『ステップ』の公開が控える。ジブリの牙城を崩せるのか注目だ。
なおTOHOシネマズでは現在、コロナの感染拡大防止を目的に、座席指定券は原則、前後左右に1席ずつ間隔を空けて販売。来場者には検温やマスクの着用などが求められる。
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