海外メディアも三浦春馬の訃報を報じる
7月18日に亡くなった俳優の三浦春馬。今週末には新作映画の公開を控え、9月から放送予定のドラマの撮影にも参加するなど仕事を精力的にこなしていた中での突然の訃報はファンや関係者のみならず、社会に衝撃的なニュースとなった。
・シンシア・エリヴォ、ラスティー・モウリー、ジェリー・ミッチェルらが投稿した三浦春馬の画像と追悼メッセージ
海外にもファンの多い「進撃の巨人」の実写映画版で主役のエレンを演じたことから、米ハリウッド・リポーター誌やフランスの映画雑誌「Premiere」など欧米のメディアでも訃報が伝えられている。
映画やドラマ、舞台で活躍し、「キンキーブーツ」、コロナ禍で上演期間短縮とその後の公演中止を余儀なくされた「ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド〜汚れなき瞳〜」などミュージカル俳優としても才能を開花させた三浦は海外の舞台関係者とも交流があり、彼らはSNSで突然の悲報にふれて、追悼の意を表明している。
今年1月、ドラマ『glee/グリー』のウィル・シュースター役で知られるマシュー・モリソンや『ハリエット』でアカデミー賞主演女優賞候補になり、グラミー賞やトニー賞などの受賞歴のあるシンシア・エリヴォが来日したコンサートで共演したばかりだが、2人ともインスタグラムのストーリーで三浦を追悼した。
モリソンは『glee/グリー』の共演者、ナヤ・リヴェラの訃報にも接したばかりで、今週は別れが多すぎるというコメントとともに「伝説的な日本のパフォーマーであり、友人」という言葉を添えて追悼。エリヴォは三浦さんの横顔を描いたイラストやポートレート、主演映画『恋空』の一場面に「空になって、君のことを見守りたい」という台詞の英語字幕を付けた画像をアップし、「ゆっくり休んで、友よ」「あなたのエネルギーと愛は生き続けます」と語りかけた。
「キンキーブーツ」の演出家で振付師のジェリー・ミッチェルは舞台でローラを演じる三浦の姿と、バックステージで撮ったツーショットや共演者たちとのスナップをアップし、「『キンキー・ブーツ』日本版のカンパニーと家族、友達、そして大切な春馬のファンのみなさんにすべての愛と祈りを送ります。安らかに(R.I.P.)ハルマ・ミウラ」と追悼。この投稿にマシュー・モリソンは「彼はとてつもなく力強かった。とても情熱的だった。今年初めに彼とステージで共演できたのはとても幸運でした。安らかに」と三浦のアカウントにも宛てたコメントを寄せた。
ブロードウェイで活躍する俳優で、「キンキーブーツ」を通じて三浦と知り合い、その後も日米で交流を続けたアダム・キャプランは「とっても優しくて才能あふれる人でした。本当に悲劇だ」とコメントしている。
どのコメントも、三浦の情熱、優しさ、そして類まれな才能を讃え、心から突然の別れを悼む気持ちが伝わってくる。
ご冥福をお祈りいたします。
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