亀田史郎のファイトクラブ始動「ガチでやるやつはプロテスト合格させたい」

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亀田史郎
集まった応募者たちに向かって熱弁する亀田史郎氏。
画像は公式YouTubeチャンネルより

元ボクシング世界王者の亀田興毅や亀田大毅、亀田和毅の三兄弟を育て上げた父親・亀田史郎(以下、亀田氏)が8月1日、自身の公式チャンネルで新人ボクサー育成企画「3150(読み:最高)ファイトクラブ」を始動した。急上昇ランキングにランクインする人気ぶりを見せている。

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同企画では、毎週木曜日を練習日を設定。第1期生として、17〜34歳のプロボクサー志望の男性を経験不問で募集した。実際にプロテストを受ける際は、プロ加盟の別のジムに所属することになるという(編注:亀田大毅の2013年12月のIBF世界スーパーフライ級王者統一戦での騒動の末、日本ボクシングコミッションが亀田ジムの同ライセンスの更新を認めない処分を下した)。1日にアップされた第1話では、1次の書類面接から、2次審査の冒頭まで展開した。

「人生変えたいんやったら、俺の胸に飛び込んで来い!」という亀田氏。募集から1週間で200人強の応募が届き、そこから絞られた50人弱の書類に目を通す段で亀田氏は「まず顔と年齢を見てる」と言い、応募者の面構えや熱い志望動機をチェック。「プロテストくらい誰でも受かると思っている」「喧嘩3段」と豪語する応募書類を見ては「(その後の審査で辛いトレーニングをやって)泣かしてみようか」と自信へし折り宣言。

2次選考では、絞られた20人の通過者が亀田氏のジムに集結。「とにかく気持ちを見せてほしい」「今日はテクニックじゃないよ、根性だけ」と熱弁。「ガチでやるやつはプロテスト合格させたい」と闘志をメラメラたぎらせ、20人の挨拶も自己紹介も一切聞かず、いきなりジムそばの公園外周を走ってくるよう指示。5種目のテストの幕が開ける寸前で第1話が終了した。

低音ボイスのナレーションと不穏な空気を漂わせる演出は、TOKIOが司会をつとめたバラエティ番組「ガチンコ!」(TBS系)で一世を風靡した名物ボクシング企画「ガチンコ! ファイトクラブ」を彷彿とさせ、「こんな無料で見れるてめっちゃ嬉しいやん!」「いきなり登録者増えるぞこれ」「(ボクシング)業界への貢献も素晴らしいです」と胸を高鳴らせる視聴者がジワジワ増加。8月4日夕方現在、81万回超の再生数を記録している。

新たなボクシング育成企画は、一体どのような結末を遂げるのか。亀田氏の熱血指導ともども、多くの注目を集めそうだ。

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