大塚久美子社長の下、より広い顧客へと裾野を広げるべく貪欲にサービスを拡張する大塚家具。ヤマダ電機との提携により、インテリア性の観点からしばしば衝突するファニチャーと家電をバランスよくコーディネートしてショールームでの実際に提案しており、ヤマダ電機が着々と取り組んでいる住宅事業、ヤマダホームズへの拡がりなど、くらしを総合提案する事業への意欲が伺える。
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自ら「総合インテリア販売」と謳う同社が今回取り組んだのは、家具インテリアのサブスクリプションサービスを運営する「airRoom」と コラボ。大塚家具が扱う国内外から厳選したソファやダイニング、チェアなど、それこそ一脚からシェアできる。
転勤や引っ越し、単身赴任、購入前のお試しといったニーズに加え、昨今需要が急拡大したテレワークにはピッタリ。月々の定額料金を払えば、ちょっと憧れていた机や椅子を、必要な数、必要な期間使い放題で返却期限なく使用できる。これなら仮にテレワークが終了して不要となっても処分する煩わしさがなく、何より当座の安物を購入するよりも満足度は高いはず。
当初は、ソファ、ダイニングセット、テレビボード、ベッドなど約70種類からサービスをスタートし、今後も ニーズに合わせアイテムを追加するという。たとえば、椅子四脚に合う楕円型のダイニングテーブルCINEMAが月額3,520円(税込)、カウチの左右が組み替え可能な幅1830mmのソファ、リンドが月額5,170円(税込)で、これは一日当たりそれぞれ100円台という計算。しかも組み立て、設置、保険料込みだ。
サービス開始から半月ほどが経過したが、出足は好調で、すでに高額商品から利用が相次いでいる。検討している人は早めの確保が必要だ。
昨今はインテリア業界も、家具というモノウリではなく、住宅環境ないしライフスタイルも含めた総合的な提案力をつけている。そうしたなかで、ゲストに披露するインテリアではなく、一緒に暮らすパートナーと日々を心豊かに過ごすための様々なサービスに目配りする大塚家具には注目だ。(文:fy7d)
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