菅田将暉と小松菜奈が8月11日、都内で行われたW主演映画『糸』の完成報告会に瀬々敬久監督とともに出席。今回の共演や互いの印象の変化について語った。
菅田将暉と小松菜奈らが出席/映画『糸』完成報告会、その他の写真
本作は、平成を代表するシンガーソングライター・中島みゆきの国民的人気曲「糸」をモチーフにしたラブストーリー。北海道・東京・沖縄・シンガポールを舞台に、平成元年に生まれた高橋漣(菅田)と園田葵(小松)の半生を描く。
新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴い、4月の公開が延期され、8月にいよいよ初日を迎える本作。出演本数が多い年には、9本の映画のイベントに登壇したという菅田は開口一番、「今日は久々で緊張しますね。あんなに慣れてたはずなのに、ありがたい気持ちでいっぱい。変な感じがします」とコメント。
約4ヵ月の公開延期について問われて「ずっと家にいた。そういうタイミングで『糸』という映画を公開するのも、一つのめぐり合わせ。中島みゆきさんの歌詞のとおり、いつ出会うのか、なぜ出会うのかいつも分からない。歌詞のとおりの日々だと思った」と答えた。
小松は、自粛期間を「色々考えさせられた時間だった」と表現。「私たちの仕事は人と人とのつながりでお仕事させてもらっている。人がいないと動けないお仕事。それがなくなったらどうなるのかなと私も不安でした」と心境を吐露。「(日常は)当たり前じゃない。コミュニケーションに恋しくなる時間がすごくあった」と振り返った。
今回で共演3度目となり、今年3月に交際報道も出た菅田と小松。そんな2人を瀬々監督は「待ち時間とかも親しそうにしていた。ただ、一旦芝居を始めると、馴れ合いにならないようにやっていた。『(芝居を通じて、新境地など)違うところに行こうよ』みたいな芝居作りに常に挑んでいたのはいいな、とおじさんながら思った」とほほ笑んだ。
菅田は、小松との共演シーンは少なかったと言い、「(小松との関係は)ツーカーはツーカー。(本作は)幼少期の思い出ありきのお芝居だから、初めましての人じゃなくてよかった。過去作で首を締め合ったり、顔面にツバを吐きかけ合ったりした思い出が効いてきたのかな」と冗談めかして話した。
また小松自身について菅田は、以前よりも現場で差し入れしたりテキパキした素振りを見せたりするようになったと思い起こして「カッコよかった。デキる人だった」と称賛。
小松は、父親役に初チャレンジした菅田に関して「子どもが好き。一緒になって全力で走っていた。全部全力だった。いいお父さんになると思う」と太鼓判。それを聞いて菅田は「初めてアドリブで(子役の)鼻を食べてやろうかなと思った」と子煩悩ぶりを明かし、小松の笑いを誘った。
『糸』は、全国350館で8月12日より1日限定特別先行上映。8月21日より全国ロードショー。
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