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ベーカリー カフェ
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巣ごもり時代となり、時間に追われることなく大切な人とのんびり寛ぐことの大切さを実感した人も多いだろう。都会にあっても、自分の好きなものに囲まれ、居心地の良い場所で美味しい食事を取る……自宅で実践したくても、なかなか思い通りにはいかないもの。

そんなときお手本にしたいお店が東京・浜田山駅(京王井の頭線)すぐそばのベーカリー&カフェ「CAFE ACHIM(カフェ アチム)」。コロナ渦の最中、6月22日にオープンして3ヵ月近くとなるが、早くも人気となっている。

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ACHIMとは、韓国語で「朝」の意味。都会の日常にあって、休日の朝に陽だまりのリビングでゆったりモーニングを楽しむ暮らしをイメージしているという。偶然だが、同店の建物HAMASUNビルも浜田山の太陽のような存在でありたいと命名されたとか。「気心の知れた友達の家に遊びに来たかのように、私たちも楽しんでお店を作り込みました」という店内は、白を基調としながらコテ仕上げやレンガ仕立ての壁面にアイアンや磨りガラスのランプなど、凝った手作りパン作りのコンセプトを窺わせるようなぬくもりの空間となっている。

贅沢な材料を使い手間暇かけたパンはアレルギーにも配慮

いまやスーパーやコンビニでも手軽に買えるパンは日常に馴染みすぎており、さしたる感動もないままになんとなく朝食なら食パンで済ませる人も多いとだろう。だからこそ、週末ぐらいは「明日の朝はゆっくり起きて食べるなら」「今週頑張ったご褒美に」「このパンとあのマグカップでコーヒーを」と思いを巡らしながら幸せな気持ちで迎えたいところ。

そんなACHIMのパンは、数多の国産小麦粉からパン毎に旨みや食感をもとに数種類をセレクトして配合。包あんなどの中身も、ほとんどを店内で仕込む。レーズン、りんご、アプリコット、チーズなど吟味された素材を贅沢に使い、ごろっとした食感とクロワッサン風にパリッとジューシーな仕上がりが特徴。卵を使わないメニューも多く、アレルギーを気にする人にも優しい。

ショーケースを飾る店内で焼き上げたパンは、シナモンロールやレーズン&クリーム、クイニーアマン、めんたいフランスといった看板メニューのほか、ボリュームたっぷりのサンドイッチも。「まだまだ手探り」と謙虚な姿勢で店長以下スタッフは日々商品をバージョンアップしており、訪れる度に魅力的なメニューが発見できる。女性客や家族連れが「3種類あるけどまずコレは食べたい。でもこっちも気になる。食べきれないから次はあれを買いに来よう」と、ちょっとワクワク。

デザートメニューも充実。インテリアとともに店内で楽しめる

テイクアウトのほか、店内ではランチやブランチ、そしてデザートメニューも提供。淹れ立ての丸山珈琲やamsu teaの紅茶とともに、陶芸家 池田大介のカップなどで愉しむことも可能だ。パンの食後でも重たく感じないようにと、デザートは甘すぎずどこかホッとする素朴な味わいで、華やかなパンにそっと寄り添う。

大人に人気のシフォンケーキは、ふわふわと軽めの豆乳シフォンを軸に、ココアだけでなくチョコレートをしっかり使ったチョコシフォン、チョコバナナシフォンなどが日替わりで登場。一方、子供たちにはチョコムースが大人気だ。

夏の特別メニューであるかき氷が好評のうちに終わり、これからの季節は抹茶とホワイトチョコのシフォンケーキ、マロンシフォンケーキが登場予定とのこと(現在はイートイン限定)。

パンもデザートも、人気のメニューはいつも早々に売り切れてしまうので、Instagramに随時アップされている情報をチェックしつつお目当てがある方はお早めに! そして、おいしいパンだけでなく、素敵なインテリアのアイデアも持ち帰って。(文:fy7d)

その他の写真はコチラ

[お店情報]
ベーカリー&カフェ「CAFE ACHIM(カフェ アチム)」
場所:東京都杉並区浜田山3−34−6
営業時間:9時〜20時(火・水定休)

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