990円で英国ロイヤル・オペラ・ハウスの名演を。家庭へのストリーミング配信を開始

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英国ロイヤルオペラバレエ

コロナ渦でリアルな舞台鑑賞が制限される中、従来よりストリーミング配信に積極的なベルリン・フィルの「デジタル・コンサートホール」以外にも、ウィーン国立歌劇場やパリ・オペラ座バレエなど、演目を動画で配信する取り組みが加速している。

・映画館でバレエを! パリ・オペラ座の歴史的なバレエ公演がスクリーンの大画面で何度でも

そして今回同様の取り組みとして、ライブ・ビューイング・ジャパンがバレエやオペラなどの舞台作品を配信する「アーツ・オンライン」を10月からスタートさせる。

その第1弾は、英国ロイヤル・オペラ・ハウスで行われるオペラを3作品、バレエを3作品の計6作品をラインナップ。これを下記のスケジュールで毎月2回のペースで1作品ずつリリースする。初回演目は¥990円とリーズナブルだ。

英国ロイヤル・バレエ「白鳥の湖」は2015年の公演で、ボリショイ・バレエを経て英国ロイヤルバレエのプリンシパルとなったナタリア・オシポワがオデット/オディールを演じる。2018年公演の「くるみ割り人形」では、薔薇の精を金子扶生が踊るなど、バレエやオペラのファンはもとより、これを機にはじめて見る人にも楽しめる演目とプロダクションを取り揃えた。

配信メディアは、Streaming+。イープラス(要無料会員登録)で決済後、メールで送られてくるIDとパスワードを入力し、PCやスマホ、タブレット等でストリーミング視聴する。下記の配信期間中に1週間、オンデマンド視聴が可能(ただし配信期間が終わると再生途中でも終了となるので注意)。日本語字幕付きで、早送りや巻き戻し含め何度でも自由に楽しめる。

バレエやオペラはNHK BSプレミアムなど限られたチャンネルでしか視聴できないうえ、オーパス・アルテが提供するディスクには字幕がないものもあるなど、初心者には敷居が高いきらいも。その点、1000円足らずで間違いのない定番を提案してくれるこのサービスは、巣ごもりを機会にバレエやオペラを見ようという家庭にピッタリ。最高峰のバレエとオペラを家族で大画面を囲むきっかけとしてぜひ利用したい。(文:fy7d)

[配信スケジュールと演目]
・2020年10月2日〜11月26日 英国ロイヤル・バレエ「白鳥の湖」
チケット販売期間:10月1日〜11月25日
料金:¥990(税込)
・2020年10月16日〜12月10日 英国ロイヤル・オペラ「椿姫」
・2020年11月6日〜12月31日 英国ロイヤル・バレエ「くるみ割り人形」
・2020年11月20日〜2021年1月14日 英国ロイヤル・オペラ「ワルキューレ」
・2020年12月4日〜2021年1月28日 英国ロイヤル・バレエ「ウィズイン・ザ・ゴールデン・アワー/メデューサ/フライト・パターン」
・2020年12月18日〜2021年2月11日 英国ロイヤル・オペラ「トスカ」

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