『キング・オブ・シーヴズ』予告映像 シニア窃盗団による史上最大の金庫破り
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かつてイギリス国内を揺るがせた実話をモチーフにした話題作『キング・オブ・シーヴズ』が来年1月に公開。その予告編が解禁となった。
主人公のブライアン（マイケル・ケイン）は、かつて「泥棒の王」と呼ばれる大泥棒だったが、すでに足を洗って妻と平穏な日々を送っていた。ところが、その妻が急逝すると、知人のバジル（チャーリー・コックス）がロンドン随一の宝飾店街「ハットンガーデン」で総額25億円にものぼるお宝窃盗計画を持ちかけてくる。
結局ブライアンは、再びかつての仲間があつまる伝説の窃盗団に参加。熟練の技とチームワークで、計画通りに成功！ と思ったのも束の間、実はこの強盗計画の裏に秘密やウソが隠されていたことが明らかになっていく。
この窃盗団のメンバーは、ブライアンのほか、テリー（ジム・ブロードベント）、ケニー（トム・コー トネイ）、ダニー（レイ・ウィンストン）、カール（ポール・ホワイトハウス）らで、平均年齢60歳超。金額も年齢も、英国史上空前の窃盗劇に仕上がった。
今回公開された映像では、年寄り同士、耳が遠くて会話が成り立たなかったり、出っ張ったお腹が金庫に開けた穴を通らなかったりと老体に鞭打ちながらも奮闘するコミカルな姿や、その後、分け前を巡って隠し事や裏切りが繰り広げられる様子が描かれている。果たしてどんな結末が待っているのか？
監督は、『博士と彼女のセオリー』（14年）のジェームズ・マーシュ。主演のマイケル・ケインは『TENET テネット』や新『バットマン』シリーズに出演。『アルフィー』（66年）、『サイダーハウス・ルール』（99年）ではアカデミー賞を受賞するなど、英国が世界に誇る名俳優だ。英国屈指の豪華ベテラン演技派俳優が参加したことで、熟練の演技とセンスあふれるユーモアにくぎづけとなること必至だ。
『キング・オブ・シーヴズ』は、2021年1月全国順次公開。
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