“小説を音楽にするユニット”YOASOBIの楽曲などを題材にした映画『たぶん』の主要キャストが発表された。各キャストや原案のしなの、Yuki Saito監督からコメントが到着している。
薄型テレビのうす〜い音にプラスワン! 本格的なブリティッシュサウンド
YOASOBI第4弾楽曲が実写映画化!
若い世代を中心に爆発的な人気を誇っている“小説を音楽にするユニット”YOASOBI。2019年11月に公開された第1弾楽曲「夜に駆ける」はBillboard Japan Hot 100 やオリコン週間合算シングルランキングで複数週にわたって首位を獲得。ストリーミング再生回数は2020年9月に2億回を突破した。
第2弾楽曲「あの夢をなぞって」は原作小説がコミカライズ、第三弾楽曲「ハルジオン」は飲料や映像作品とのコラボレーションを果たした。7月20日に第四弾楽曲「たぶん」、9月1日にCMソングとしても起用されている「群青」もリリース。さらに双葉社から発売されたYOASOBI初の紙書籍「夜に駆ける YOASOBI 小説集」は初版3万5000部からスタート。各種ランキングで上位に食い込み、発売1週間で重版が決定。ますます活躍の幅を広げている。
今回の映画は、その小説集にも収録されているYOASOBIの第4弾楽曲の原作小説「たぶん」(しなの著)を原案としたオリジナルショートストーリー。大学生カップルで同棲をしていたが気持ちのズレを感じ、別れを選んだササノ(木原瑠生)とカノン(小野莉奈)、夏の大会が自粛で中止となってしまった高校サッカー部員・川野(寄川歌太)とマネージャー・江口(吉田美月)、そして社会人で恋人同士だがお互いの気持ちに応えられなくなっているクロ(糸川耀士郎)とナリ(めがね)。新星個性派キャストが紡ぐ3組の男女の“最も切ない別れ”と“新しい一歩”の物語が描かれる。
木原は「僕は普段から『絶対』という言葉をなかなか使わない人間です。そのなかで今回は『たぶん』という言葉がフィーチャーされている作品です。 『たぶん』『きっと』こうなればいいなという人の理想や後悔をササノという人を通して、皆さんに共感してもらえるように頑張ります」とコメント。小野は「この作品への出演は私にとって本当に嬉しくて夢のようです。1シーン1シーン後悔のないように丁寧に取り組みたいと思います」も心境を述べた。
原案のしなのは「⼩説『たぶん』はとても短く、そして不確定な部分をあえて作った作品です。映画『たぶん』は3つのストーリーで構成されるとうかがっています。1つではなく、3つ。⼩説で読み⼿の想像にゆだねた不確定な部分や余⽩に、⾊や形を三様につけてくださったものと私も新たな出会いをさせてもらうことになります。それは、⼩説からだけではなく、楽曲『たぶん』から呼び起こされる印象をまとっていることでしょう。3組の、それぞれどんな2⼈の世界が描かれるのかとても楽しみです」と語っている。
Yuki Saito監督は「『多分(たぶん)』と『屹度(きっと)』いう対義語を同時に使いたくなる繊細な気持ちを、次世代を担っていくフレッシュなキャストたちとともに表現していきたいと思います。加速度的に時代の波に乗るYOASOBIさんとのコラボにも胸が⾼鳴っています。同じ⼩説から⽣まれる⾳楽と映画が劇場で1つになる瞬間をお楽しみください」とアピールしている。
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