刑事ドラマ
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伝説の刑事ドラマ『西部警察』全236話が、本日10月14日より動画配信サービス「GYAO!」で1週間の期間限定で無料配信中だ。

・ドラマ『西部警察』『大都会』デジタル配信予告編

『西部警察』は、1979年10月14日から放送開始となったテレビ朝日系列のドラマ。『PART-I』から『PART-III』まで全236話が放送され、派手なアクションや銃撃戦、カースタントに爆破シーンが魅力の、文字通り西部劇のような刑事ドラマ。

製作は石原プロモーションで、石原裕次郎のほか、渡哲也、舘ひろし、寺尾聰といった石原軍団のスターたちが総出演。平均視聴率は20%以上(全国平均)を記録している。

殉職シーン? クルマ? テーマ斬りして見るのも楽しい

各話1時間番組なので、実質45分弱。1週間で全話見るのは不可能だが、印象に残るエピソードを中心にダイジェストで楽しむのも一興だろう。当時体調を崩して療養していた石原裕次郎が帰ってくる『PART-I 第124話 ー木暮課長ー不死鳥の如く・今』や、団長である大門刑事の片腕として活躍した寺尾聰演じるリキ(松田刑事)が殉職する第123話、三浦友和演じるオキ(沖田刑事)が存在感を見せつけた『PART-II』など、魅力的なキャラクターに着目するのもいいが、あまた登場する“ヒーロー戦隊モノ”もビックリの特殊車両に注目しても面白い。

一話平均20台破壊したといわれる劇中車両は日産が提供した。

石原裕次郎演じる小暮課長が乗る専用車は、ガゼールのオープンカー。映画『トランザム7000』に登場するポンティアック・ファイヤーバードのようにボンネットに大きな絵が描かれ、作品のイメージを決定づけている。

また、渡哲也演じる大門刑事は、ガルウィングに改造されたフェアレディZ280に乗っていた。「スーパーZ」と呼ばれ、走行性能だけでなく機関銃や煙幕など武器も装備し、バットモービルやジェームズ・ボンドのアストンマーティンやBMWやロータスエスプリ、マッドマックスもビックリだ。

『PART-III』の第14話には、このスーパーZが偽物と富士スピードウェイで何故かレース対決。第16話では、RS-1(攻撃用)、RS-2(情報収集用)、RS-3(情報分析用)という3台のスカイライン2000ターボRSが登場するなど、やりたい放題だった。

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見どころは沢山あるが、無料期間は10月20日23:59まで。残された時間、目を腫らして見よう。(文:fy7d)

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